2015年2月18日(水)付

産科確保に署名呼びかけ 大町病院守る会目標3万筆
 市立大町総合病院の産科診療休止問題で、同病院を支援する市民団体「市立大町総合病院を守る会(北村喜男会長)」は17日、産科医確保に向けた街頭署名をデリシア大町駅前店で行った。
 会員十数人が店舗で来店した人々に署名を求め、産科再開への思いを呼び掛けた。訪れた人は足を止め、県知事宛と信大宛の2か所に名前を記していた。署名した女性は「困っている人も多いと思います」と話していた。
 同会では節分祭や温泉郷の祭典、あめ市などでも署名に取り組み、1000筆以上を集めた。以降に各団体を通して集めた署名は25日に二次集計するが、すでに1万筆を超える見通し。最終目標は3万筆とした。
雪上でも走れる自転車 栂池高原 ファットバイク試乗会
 小谷村の栂池高原スキー場でこのほど、「ファットバイク体験試乗会」が行われた。ファットバイクはアメリカ発祥の通常の自転車の車輪より格段に太いタイヤを装着した、新世代のスポーツ自転車。冬でも楽しく乗れる自転車として国内外に愛好家の輪を広げている。
 地域おこし協力隊員の新井東珠さんが、豪雪地小谷村の特性を生かし、雪の季節にもマウンテンスポーツの楽しみを提供することで、スキー場の活性化につなげようと企画。ファットバイクを取り扱っている国内企業の全面協力のもと、宿泊関係者らに参加を呼びかけて試乗会を実施した。
1年生と楽しく交流 白馬北小 園児が一日体験入学

 白馬村の白馬北小学校で13日、4月に同校に入学予定の園児の一日体験入学が行われた。しろうま保育園と白馬幼稚園に通う48人の年長児が来校。1年生61人と楽しく交流しながら、小学校生活への期待に胸をふくらませた。
 1年生の代表が「4月になったら小学校で私たちと楽しく遊びましょう」とあいさつし、童謡・唱歌の「一年生になったら」を全員で合唱して園児たちを歓迎した。2回目は一緒に合唱し、歌詞にある「友だち100人できるかな」そのものの、100人の元気な歌声が校舎に響きわたった。
笑いで会場 包み込む まつかわ落語会「まんざら寄席」

 松川村のまつかわ落語会「風まんだら」は14、15の両日、「第9回まんざら寄席」をすずの音ホールで開いた。19人の座員が自作や古典、新ネタを披露。初日、長丁場の公演に60人以上が来場し、会場を笑いで包み込んだ。
 9年目を迎える同会は、村内外の素人落語家23人が寄り合い、毎月一回同ホールパッサージュで行う寄席の他、近隣地域や被災地での出張公演や講座・講演、など、要請に応じて精力的に活動している。
生涯学習の在り方学ぶ 池田町で公民館大会講演会

 池田町公民館(伊藤芳郎館長)は14日、平成26年度町公民館大会講演会を開いた。元大町市教育長や信濃教育会長、県生涯学習インストラクターの会長を歴任した牛越充さんを講師に、講演「今、問われる生涯学習の課題と推進〜事例で語る子どもと大人の変わりよう〜」を行った。町職員や教育委員、町会議員ら100人余が参加し、生涯教育の在り方について学んだ。
人気ジバニャン≠ニ握手 大町3スキー場キッズDAY
 大町市内の3スキー場で15日、スキー子どもの日「キッズDAY」のイベントが開かれた。アニメなどで人気の「妖怪ウォッチ」の「ジバニャン」のキャラクターショーなど、子どもが楽しむ催しで家族連れを歓迎した。
 ヤナバと鹿島槍は、ジバニャンと司会のお姉さんを交え、クイズや握手などを楽しんだ。最後は「ようかい第一体操」を一緒に踊った。
 爺ガ岳スキー場では、1月に続きピエロやジャグラーが登場した。
 スキー子どもの日は、小中学生以下の子どもにリフト券の割引・無料化などの特典で、スキーに親しんでもらいたいと設定されている。
 市観光協会は「スキー離れが言われているが、近くにこんなにスキー場がある。イベントをきっかけに子どもたちにスキーに親しんでもらいたい」と話した。
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