2015年2月19日(木)付

糖度増し色合い鮮やか 小谷村李平耕作組合 雪中人参の収穫

 小谷村北小谷の「李平耕作組合」の共同畑で、「雪中人参」の収穫が始まった。豪雪地ならではの土地柄を生かし、収穫期を真冬にあわせて栽培する冬の農産物で、雪中キャベツとともに村の特産品として広く親しまれている。雪中人参は同組合が栽培を一手に引き受けている。
 ことしは4eの畑で人参を育てた。例年以上の豪雪で、2b余の深い雪の中から、ニンジンを一本一本手で掘り出す作業が続いている。
池田小3年総合的な学習 育てた大豆で手作り豆腐

 池田町の池田小学校(中村豊校長)3年生は17日、総合的な学習の時間に豆腐づくりを体験した。金の鈴農産物生産組合員や地域おこし協力隊員など、6人が応援に駆けつけ、子どもたちが畑で育てた大豆「すずほまれ」2`余を使って、8丁の豆腐をつくった。
 地域の人を交えた豆腐づくりは、長年同校で続く取り組み。講師を務めた組合代表の袖山光代さんが、作業のポイントを指導しながら、おからを使ったお菓子を紹介するなど、交流を図った。
身近な題材テーマに実験 大町高校で課題研究発表

 大町市の県立大町高校(横川秀明校長)でこのほど、課題研究発表会が開かれた。理数科2年生の各グループが理科・数学の分野で探求してきた内容をまとめ、大勢にわかりやすく発表した。
 生徒たちは数人のグループで数学・物理・化学・生物・地学の各班に分かれ、太陽電池の効率やペットボトルロケットの飛距離、成分によるカイロの発熱量など、身近な題材を視点にテーマを選び、研究を深めてきた。
専門店に学ぶコーヒーの魅力 市内で「おぉ!まちゼミなーる」
 大町市堀六日町の自家焙煎珈琲屋UNITEで17日、講座「自分の好みの味を見つけよう!」が開かれた。大町商工会議所が実施する「おぉ!まちゼミな〜る」の一環。
 「おぉ!まちゼミな〜る」はお客様と商店をつなぐまちづくり協働事業≠ニして実施するもので、経営者の専門的な知識や技術などを伝える少人数制の講座。地域の人に店の特長などを知ってもらい、商店街のファンづくりにつなげる目的。
 同店代表の松浦周平さんを講師に、少量をスプーンですくって味をみる「カッピング」という手法で利きコーヒー≠ノ挑戦した。同じ豆で煎り度合いの違う4種や、ブラジル、ドミニカなど異なる豆4種の見分けをゲーム感覚楽しんだ。
歌で健康増進と交流 大町老連がカラオケ発表会

 大町市老人クラブ連合会は16日、カラオケ発表会を総合福祉センターで開いた。歌を通して健康を増進し、交流を深めようと開く恒例行事に、お年寄りたちが楽しい時間を過ごした。
 各単位クラブやカラオケ教室などに参加する40人が参加。マヒナスターズの歌うご当地ソング「信濃恋歌」の合唱で始まり、参加者が演歌の名曲の数々を自慢の歌声で披露した。家族や地域の仲間たちなどで埋まった客席から、大きな声援が送られた。
大糸線開業100周年 節目にあわせたもてなしを 松川村 有明山語りの会がPR
 松川村の住民有志でつくる「有明山語りの会」(綱島裕子会長)は17日、細野地区で行われた住民交流会に出演し、今年の大糸線開業100周年をPRするとともに、観光客らに対する地域をあげたもてなしを呼びかけた。
 同会は、大糸線を走るリゾート列車内で地元の民話や松川村発祥の民謡・正調安曇節を披露するなど、伝統文化の継承とともに同村への誘客活動を進めている。
 大糸線開業100周年を地域のにぎわい創出の契機と捉え、村内各地区と連携をとり、村の新たな魅力の掘り起こしや発信に意欲を見せている。
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