2015年2月21日(土)付

大町スキークラブ全国出場 マスターズとぐんま冬国体に

 第39回全日本マスターズスキー選手権や群馬県で開くぐんま冬国体(20〜23日)などのスキーの全国大会へ、大町市スキークラブから計20人が出場する。そのうち、全日本マスターズに出場する西沢重吉さん(73)と坂井謙司さん(81)は17日、市役所を表敬訪問し、牛越徹市長に健闘を誓った。
 西沢さんはアルペン男子70歳代、坂井さんはクロスカントリー男子80歳代に出場。それぞれ、全日本への出場回数は約20回を数える。
仲間との再会喜ぶ 白馬堀之内「健茶会」震災後初の体操教室

 白馬村堀之内地区の住民でつくる「健茶会」は20日、神城断層地震後初めての体操教室を仮設住宅に隣接する飯森体育館で開いた。避難生活で散り散りになった住民が再会を喜び合い、体を動かしながら仲間同士の交流を楽しんだ。
 同会は約10年前に地区の有志が住民の運動不足解消を図ろうと立ち上げ、住民の健康づくりの場として活用されてきた。震災で会場だった堀之内公民館が倒壊し活動が途絶えていたが、会員の呼びかけによって再開、飯森体育館で継続していくという。
新たな歴史の始まり祝う 池田町の八幡神社 しゅん工報告祭

 池田町の八幡神社の大規模改築工事がおおむね終了を迎え、しゅん工報告祭が20日、同神社などで開かれた。氏子など多くの神社関係者が出席し、地域の守り神である古社の新たな歴史の始まりを祝った。
 改築工事は、拝殿など老朽化に伴うもので平成14年ころから検討が始まった。24年12月に着工し、ともに築80年が経過する拝殿と幣殿、築60年が経過する社務所を建て替えた。構想から完成まで10年以上、県内外の約1000人から寄せられた浄財約1億5000万円を費やし完成した。
卒業記念オルゴールも 大町西小 市内学校展23日まで

 大町市教育委員会が、同市仁科町のギャラリー・いーずらで開いている市内学校展は23日まで、大町西小学校児童による版画や習字、個性豊かな木工作品などを展示中。子どもたちの元気が伝わる作品が保護者や市民の目を楽しませている。
 6年生が卒業記念に製作した木製のオルゴール箱は校章などを彫りこんだ本格的な仕上がり。学年ごとに紙や木、一版多色刷りなどに挑戦した木版画や、ひょうたんに彩色し穴を開けたランプシェードなどもそろった。
新会長に降籏さん選任 市役所で大町連合自治会総会

 大町市連合自治会の定期総会は18日、大町市役所で開いた。鎌倉久会長(77)=社松崎=が退任し、平成27年度の事業計画や役員改選などが行われ、新会長に、八坂地区連合自治会の降籏剛さん(67)=大平=が選任された。任期は1年。
 本年度は「私たちの市は私たちの手で〜あなたのやさしさをまちづくりにつなげよう〜」をテーマに、自治会機能の強化を図ることや自治会加入促進、災害に強い安心安全なまちづくりを進めることなどを掲げた。組織強化のため単位自治会の連絡協調を図ることや災害時の協力推進などを基本方針とした。
交流センター構想まとめ 池田町WS意見公民館に掲示

 池田町社会資本総合整備計画として建設予定の地域交流センターの基本構想策定に向けて開かれたワークショップの内容が、公民館のロビーに掲示されている。
 ワークショップは昨年10月から全5回実施。各回とも町民10〜20人ほどが参加し、メーンコンセプトやセンターに求める機能などについてさまざまな意見を出し合った。参加者は、センターが兼ね備える図書館と公民館の他、共通スペースに求める機能や設備などを議論し、紙にまとめた。
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