2015年2月26日(木)付

地元食材の魅力伝えて 大町で宿泊業者が学習会
 「大北地域農業と観光連携会議」と県北安曇農業改良普及センターは25日、「大北地域キラリと光る食材学習会」を大町市のフレンド・プラザ大町で開いた。観光客に「情報のおもてなし」を提供するため、飲食店や宿泊施設などが地元食材の魅力を学んだ。
 同会議は昨年、地元産の農産物を求めた大町温泉郷観光協会青年部など観光業者と、地元の販路を探していた生産者がマッチングし、勉強会などを重ねてきた。観光業者から、観光客に魅力を説明するために知識を学びたいというニーズがあり、学習会が初めて企画された。
白馬 スノーリゾート活性化に 観光庁インバウンドの先進地視察

 観光庁は25日、スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会を白馬村で開いた。インバウンド(海外からの誘客)先進地の取り組みを視察し、冬季観光の振興による地方経済の活性化に向けて、意見を交換した。
 検討会は日本スポーツツーリズム推進機構会長の原田宗彦さんや県内出身の女優・中島史恵さんら委員で構成する。八方尾根スキー場を視察し、八方文化会館で村内スキー場の関係者らと意見を交換。「入り込みが増える3連休を国の施策として整備してほしい」などの声が上がった。
地元FCの魅力発信 白馬エーコープで写真展

 白馬村のエーコープ白馬店ハピアで、同村在住の写真家・中寺敦士さんによる、地元サッカーチーム「アラグランデFC」のミニ写真展が開かれている。
 同チームは、白馬を拠点に活動する。未就学児からジュニア、シニアまで、男女問わず幅広い世代の愛好家が所属し、スポーツを通じて交流の輪を広げている。
「ありがとう100年 未来へ輝け 池田町」 節目のキャッチフレーズ・ロゴ決まる

 ことし町制施行100周年・合併60周年の節目を迎える池田町のキャッチフレーズが決まった。町内を中心に27人、36点の応募の中から「ありがとう100年 未来へ輝け 池田町」を採用した。
分かりやすく親しみやすいこのフレーズを全面に出し、記念の年をPRしていく。

 同町は、大正4年4月1日、町政を施行。昭和30年4月1日、池田町と会染村が合併し池田町が新発足した。
庁内プロジェクトチームが中心となり記念事業の内容について検討を重ねている。
 勝山町長は「大きな節目にふさわしいキャッチフレーズ。町民とともに記念の年を盛り上げていきたい」と話している。
職場体験の様子新聞に 松川中2年 すずの音で展示

 松川村の松川中学校2年生95人は、職場体験の様子や感想をまとめた「職場体験新聞」を28日まで、すずの音ホールで展示している。
 職場体験は昨年9月に2日間にわたって、近隣地域の病院や福祉施設、警察署、保育園、美術館、図書館、一般企業、牧場など、業種の異なる35事業所で行った。将来の進路選択に生かしてもらおうと、生徒らの希望が考慮された。
北帰行を前に一休み 大町 社宮本にハクチョウ飛来

 大町市社宮本の水田に23日、ハクチョウ15羽が飛来。ここ数日間の暖かさと雨で雪はすっかり溶け、草が芽を伸ばし始めた田でえさをついばみながら、散策するかのように羽を休めていた。
 安曇野市豊科の犀川ダム湖と明科の御宝田遊水池には今シーズン合わせて7百数十羽が飛来。同市観光交流促進課によると、1週間ほど前から北帰行が始まり、23日までに200羽ほどが飛び立った。残っている5百数十羽のうちの一団が、北帰行を前に比較的近い地域にえさを求めて飛んできたものとみられる。
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