2015年3月10日(火)付

食≠ナ大糸線の魅力発信 14日初の専用駅弁発売

 大糸線ゆう浪漫委員会(会長=牛越徹大町市長)とイイダヤ軒(内ケ嶋光博社長、松本市)は9日、初のJR大糸線専用駅弁「大糸線の旅」を発表した。北陸新幹線延伸開業に合わせ14日から発売。食を通して大糸線の旅の魅力を発信する。
うそ見抜き方元刑事が伝授 大町商議所でビジネスセミナー

 大町市の大町商工会議所はこのほど、消費税転嫁対策セミナー「元刑事が伝授!怪しい取引先・ウソの見抜き方」を同会館で開いた。ビジネスで役立つ詐欺やうそへの対策を教えた。
 クリアウッド社代表取締役のコミュニケーション・コンサルタント、森透匡氏が講師を務めた。森氏は警察の元警部で、知能・経済犯罪の刑事を約20年にわたり経験し、政治家や詐欺師、横領犯などの取り調べをした経験を持つ。培ったスキルで、安全なビジネス展開のためのセミナーを開いている。
全国35チームが熱い戦い 白馬で日本雪合戦選手権

 白馬村の白馬ジャンプ競技場で7、8の両日、「第2回日本雪合戦選手権大会」が開かれた。冬の遊びの雪合戦をスポーツ種目として、全国各地の予選を勝ち抜いた35チームが集結。日ごろ培ったチームワークと戦略を発揮して、雪上で熱い戦いを繰り広げた。
 試合は1チーム7人で構成。壁(シェルター)に隠れながら進み、相手チームの選手に雪玉をあてて人数を減らすか、相手側のフラッグを奪い取るかで勝敗を決する。
最後の演奏被災者支援に 白馬北小13日に 吹奏楽部がコンサート

 白馬村の白馬北小学校吹奏楽部は13日、初めての「卒業&チャリティーコンサート」をウイング21で開く。神城断層地震によって失われた6年生最後のステージを、被災者支援として復活。部員たちが本番に向け、練習に励んでいる。
 吹奏楽部は4年生から6年生まで26人が所属。昨年11月23日の中信地区管楽器交歓演奏会が、6年生にとって最後の表舞台だったが、前日の震災によって部員が被災、出場を辞退した。指導者の工藤美恵教諭と保護者が演奏発表の場を惜しみ、コンサートを実現させた。来場者から寄付を募り、義援金として村に贈る。
春を告げる黄色い花 小谷 フクジュソウ顔のぞかせ

 豪雪地の小谷村でフクジュソウが顔をのぞかせ始め、春の便りを届けている。フクジュソウは花期が早く、新年を祝う花として知られるが、雪深い同村では3月から4月が最盛期。
 同村塩坂地区の斜面では、国道148号脇に群生地があり、暖かい陽気に誘われるように次々に開花し始めた。ことしは雪が深く例年より開花が遅れたが、好天が続けば黄色のジュウタンを敷きつめたように咲き誇る名所となる。
身近な政治議論を傍聴 大町北小6年生が議場見学

 大町市の大町北小学校6年生2クラス71人はこのほど、開会中の市議会3月定例会を傍聴した。社会科の授業として、行政と市会議員が市民の生活の向上をめざし身近な問題を議論する場を目で見た。
 同学年はこれまで、「私たちの生活と政治」の単元で日本の地方自治や国政について勉強。修学旅行での国会議事堂見学など、国から身近な地方自治体や議会の役割の姿を学んできた。
 同日の本会議では一般質問が行われ、保育料や大町病院の産科休止、農業問題などが議題に上り、児童たちは熱心にメモを取っていた。
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