2015年3月19日(木)付

希望を胸に巣立つ 大北の小中学校卒業式ピーク
 大北地域の小中学校で18日、卒業式のピークを迎えた。卒業生たちは4月から始まる新生活への希望を胸に、思い出の学び舎から巣立つ。
 大町市の大町東小学校(鈴木桂子校長)では、中学校の制服に身を包んだ男子17人、女子20人の計37人が堂々と卒業証書を受け取った。りりしい姿から誇りと希望があふれ出ていた。
 卒業生全員が壇上に上がってのお別れの歌では、在校生や教諭からも歌が贈られ、卒業生は涙をこらえながら小学校生活最後の歌声を学び舎に響かせていた。保護者や教諭たちは感慨深い様子で目頭を押さえ晴れの門出を祝っていた。
震災に負けずスキー交流 栂池高原 オタリンピック

 小谷村の若者有志でつくる「OTARI-nk(オタリンク)」(宮嶋浩司会長)は15日、栂池スキー場を会場に「第2回オタリンピック」を開いた。「おたり最速は誰ずら?」を合言葉に、震災に負けずスキー交流を楽しもうと企画した。
 スキーを始めたばかりの子どもたちや、競技スキーで活躍するジュニアからマスターズの選手など、幅広い世代が集い、震災復興レースとナイタースキーを楽しんだ。
「いつまでも友だちだよ」 白馬幼稚園で卒業証書授与式

 白馬村の信学会白馬幼稚園(池田俊治園長)で14日、卒業証書授与式が行われた。年長児24人が別れの寂しさと新生活への希望を胸に抱き、数多くの思い出のつまった園舎を後にした。
 池田園長は卒園児一人ひとりに祝いの言葉をかけながら、卒園証書を授与した。園児は壇上で高々と証書を掲げ、花道を歩いて「ありがとうございました」の感謝の言葉とともに、保護者に証書を手渡した。わが子の成長ぶりに、思わず涙ぐむ保護者の姿も多く見られた。
色とりどりのエッグ探し 大町幼稚園イースターイベント

 大町市東町の大町幼稚園(早川民治園長)は18日、一足早くイースターのイベントを行った。41人の園児が色とりどりに色づけされたイースター・エッグを探し楽しげな声を響かせた。
 イースターはイエス・キリストの復活を祝う重要なお祭り。本来は春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に行われるが、春休みに重なることが多く同園では毎年、卒業式前に行うのが慣例となっている。
ルーカンの魅力まとめる 松川中3年生「国際新聞」発行

 松川村の松川中学校(河手密校長)3年生104人は、総合的な学習の時間を使って、「国際教育〜松川村から世界へ、世界から松川村へ〜」をテーマとした学習に取り組んできた。成果をまとめた「国際新聞」を13日に発行した。
 昨年、同学年が第1回目の訪問団として、友好都市・台湾鹿港(ルーカン)鎮を訪れたのをきっかけに、国際理解に関連した学習に取り組んだ。台湾交流、外国人との交流、世界に誇る松川村の宝、世界に紹介できる日本、松川村百景の5つのテーマごとに、聞き取りやインターネットを使った調査を行った。
地域農業の足跡伝える JAの「広報だいほく」600号に

 JA大北の広報誌「ふれあい情報誌だいほく」が、今月で600号の節目を迎えた。大北地域の農業の動きを中心とした長年の地域の足跡を伝えている。
 北安曇地域の13農協が合併した「大北農協」誕生後の昭和41年3月から月1回発行。組合員を中心に大北全域に配布され約1万部を発行している。600号では、これまでの広報のなかから、創刊当初の「大北農協だより」から長野冬季五輪や昨年の神城断層地震まで、主だった大北地域の出来事を掲載している。
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