2015年3月26日(木)付

村男バーガー商品化へ 白馬で説明会事業者試食

 白馬村は25日、白馬高生と開発した「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世バーガー」の商品化に向け、取り扱い希望者を対象にした説明会を村役場で開いた。飲食店やネットでの販売を目指し、新たな特産品を来場者に振る舞い魅力をアピールした。
 村内外の事業者など約30人が来場し、村がレシピや仕入先などを紹介。民間主体の実行委員会立ち上げを報告し、販路の開拓や補助金の活用など提案した。
雪の中でじっくり熟成 小谷 純米吟醸酒の埋設作業

 小谷村の栂池高原スキー場でこのほど、小谷杜氏の仕込んだ日本酒を雪に埋めて熟成させる「氷雪熟成酒」の仕込み作業が行われた。
 地域活性化につなげようと、松本市島立の醸造元大信州酒造(田中隆一社長)が始めた人気商品。ことしは720_g瓶で2500本分の原酒を、栂池高原の上部標高約1600bの雪の中に貯蔵した。
笑い通じて被災者支援 白馬 腹話術友の会が村に寄付

 神城断層地震で、NPO法人腹話術友の会は23日、被災地の白馬村に義援金を寄付した。笑いの演芸を通じて被災者の生活再建を支援しようと、県内の腹話術愛好家たちから寄付金を集めた。
 白馬・大町支部会員の親類が被災したと聞き、活動を生かした被災者支援を計画。岡谷市で昨年12月に開いた会員による総合研究発表会で募金箱を設置し、2万6860円が集まった。
4部門の作品100点一堂に 松川村美術会 すずの音ホールで

 松川村美術会(宮田耕治会長)は、平成26年度村美術展を29日まで、すずの音ホールで開いている。絵画、写真、工芸、彫刻の4部門の会員50人による意欲作100点以上を一堂に展示する。2回目の作品展。
 絵画は、迫力の100号サイズを含む洋画・日本画約60点の力作がそろう。有明山の水鏡や柿のある農村風景、夕暮れ時の宿場町など、思い思いの風景を切り取り、一年がかりで仕上げたものも。
 同会は、生きがいづくりをモットーに2年前に結成。50〜80代の会員が各部門ごとに、スケッチ会や美術館ツアー、技術講習会などを開いている。
チームの結束力発揮 松川村長杯小学生バレー大会

 中南信の小学生バレーチームが集う「松川村長杯第26回安曇野松川小学生バレーボール大会」(大会長=平林明人村長、村スポーツ少年団バレーボールクラブ主催)が21日、松川小学校など村内3か所を会場に開かれた。県内から、小学5年生までの20チーム・約300人が参加し、日ごろの練習成果を発揮した。
「福祉の現場に生かしたい」 松川村議手話を学ぶ
 松川村議会の社会福祉文教常任委員会は23日、議員を対象にした手話通訳講習会を村役場で開いた。12人の村議が参加し、手話を学ぶとともに、聴覚障害者への理解を深めた。
 手話通訳者の熊井章子さんが講師を務め、聴覚障害者が置かれた現状を実例を交えて説明した。日本の教育の中で障害者について学ぶ機会がなく、正しい理解がされていないと指摘。災害時には、防災無線で周知できないことも分かってほしいと訴えた。「手話が分からなくても、伝えようという気持ちが一番大事。周りの人を一人でも助けられる、そんな村になってほしい」と話した。
トップページ 3月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2015 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.