2015年4月13日(月)付

諏訪氏3選 宮沢氏6選 県議選 両現職とも大差で新人下す

 春の統一地方選前半戦の県議会議員選挙は12日、投票日を迎えた。即日開票の結果、大町市区(定数1)・北安曇郡区(定数1)ともに現職がそれぞれ一騎打ちの戦いを制し、当選を果たした。投票率は大町市区45・96%、北安曇郡区が59・57%。
ぽかぽかランド美麻 一部営業再開を祝う 大町LCが地震復興イベント

 大町市の大町ライオンズクラブ(遠藤みどり会長)は12日、神城断層地震復興イベント「みんなで頑張ろう美麻」を美麻青具のぽかぽかランド美麻で開いた。神城断層地震で被災した施設の一部営業再開を祝い、被災住民の元気を願った。
 大町北高校書道部(中田早紀部長)が、書道パフォーマンスを披露。地元源流美麻太鼓の演奏に合わせて「皆で頑張ろう美麻」と記し、高さ5b・幅6bの障子紙に、大きく「前進」の文字を描いた。作品は同施設内に展示された。
シーズン幕開け目標掲げる 池田サッカー少年団が結団式

 池田町サッカースポーツ少年団は11日、平成27年度結団式を会染小学校で開いた。町内の小学1年生から6年生まで約40人がシーズンの幕開けを喜び、それぞれの目標を掲げて健闘を誓った。
 式典では保護者やコーチらが見守るなか、団員たちが一人ひとり「大きな声を出したい」「パスをつなぎたい」など、シーズン中の目標を発表した。当日はあいにくの雨模様。団員と保護者が体育館でミニサッカーを行い、早速プレーを楽しんでいた。
機械加工職人の技学ぶ 池田・松川商工会が基礎講座

 池田町・松川村両商工会でつくる「テクノ安曇野高瀬プロジェクト」は11日、「ものづくり基礎講座」の第1回を池田工業高校で開講した。両町村の製造会社に勤める新入社員ら男女13人が将来の職人を目指し、地域のベテランから機械加工の技術や知識を学んでいる。
 講座は人材育成によるものづくりの基盤整備を図ろうと、事業所が協力して毎年実施している。ことしは5月16日まで全5回開講。受講者が金属製のパズル作りを通じて、製図から加工まで製品作り全般の基礎を身につけることが目的だ。
農体験食育につなぐ 大町で野菜づくり教室開講

 大町市の教育ファーム事業「たのしい野菜づくり教室」は11日、本年度の開講式と初回講座を市役所と同市高根町のたかね市民農園で開いた。市民29人が参加し、さまざまな野菜の育て方を専門家に学び、おいしい野菜づくりの楽しさに触れて食育につなぐ。
 11月まで、ホウレンソウや枝豆、ジャガイモや大根などの季節の野菜を、植え付けから畑の管理、収穫まで、一連の流れで学ぶ。開講式では年間スケジュールなどを確認。初回は農場で、協力してジャガイモや春レタスを植えた。
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