2015年4月15日(水)付

作陶通じ高齢者交流を 大町陶芸の家開講指導員委嘱

 大町市陶芸の家は14日、平成27年度の開講式を中央保健センター南の同施設で開いた。新会員2人を含む地域の高齢者ら36人が受講。生きがいと仲間づくりに、土を練って作品に取り組む。
 週3回の教室を通して作陶し、市の文化祭などで作品を発表する。開講式では、会員の中から経験の多い4人を指導員に委嘱。新たに会員となった西山千明さん(74)は「陶芸の世界に新しい生き甲斐を見つけたいと入りました。年齢に負けないような気持ちで取り組みたい」と話していた。
震災復興願う気持ち詠む 白馬の下川さん松本信金で俳句展

 白馬村の松本信用金庫白馬支店の支援者でつくる「松本しんきん信白会」会員で同村飯田在住の下川寛さん(76)の俳句の作品展が同支店開かれている。
 下川さんは「五七五」の文字の中に自分の心象風景を表現する俳句の面白さにひかれ、数年前から俳句を詠むようになった。作品展ではテレビ番組の俳句コーナーに投稿し、紹介された入選作を展示している。
見ごろ迎える水仙街道 小谷未就園児親子がごみ拾い

 小谷村の土谷地区の、未就園児親子の自主子育てサークル「ひなたっ子の会」は11日、土谷水仙街道でごみ拾いボランティアを行った。自分たちが住む地域に感謝をこめ、観光名所として見ごろを迎えている水仙街道の美化に貢献することで子どもたちにも地域を愛する心をはぐくんでもらおうと、昨年から実施。ことしは同会に賛同した地元の女性有志も参加して、広範囲にわたってごみ拾い作業に汗を流した。
 同街道は地域住民が県・村と協力して維持・管理と沿道美化に取り組む、アダプト(道路里親)協定を結び、水仙を植栽し地域景観保全活動に取り組んでいる。
待ちにまったシーズン到来 池田マレット開幕大会

 池田町マレットゴルフ連盟(中島睦会長)は12日、「2015開幕大会」を町アルプス広場で開いた。出場した会員43人が待ちに待ったプレーを楽しみ、シーズンの幕開けを祝った。
 大会は選手たちが、冬の間に整備され難易度を増したコースに挑戦し、35ホール、パー139のストロークプレーで試合を展開。優勝を目指してスコアを競い、青空が広がる北アルプス山麓に快音を響かせた。
団体解散被災地に義援金 ネットワーク松川3市村に

 松川村で男女共同参画の活動をしていたネットワーク松川は13日、神城断層地震で被災した大町市、白馬村、小谷村の3市村に2万5000円ずつ、計7万5000円を義援金として被災者に贈った。
 同ネットワークは松川村で男女共同参画の推進などに取り組んできたが、村の男女共同参画条例ができて10年が経過するなど一定の役割を終えたとして、3月末で解散。積み立てた余剰金を同じ大北地域で被災した3市村の被災者の役に立てたいと、寄贈を決めた。
ジビエ料理とコラボ カフェ・ラビット白樺樹液祭り 大町中山高原

 大町市中山高原の農園カフェ・ラビットは11、12の両日、第3回「中山高原の白樺樹液祭り」を開いた。シラカバの木から採取した樹液と美麻ジビエ振興会が提供した野生動物を使った、はじめての「コラボ」メニューで地元食材の魅力をアピールした。
 初日はシカ肉を柔らかく煮込んだメキシコ料理「チリコンカン」や、「イノシシのロースト」など多彩な料理がテーブルに並んだ。来場者がウイスキーなどを樹液で割った「白樺ロック」のグラスを傾けながら、「自然の恵み」に舌鼓を打っていた。
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