2015年4月25日(土)付

少数激戦混戦の最終盤 大町市議選あす投開票

 統一地方選後半戦の任期満了に伴う大町市議選(定数16)は26日、投票日を迎える。1週間の舌戦が終盤を迎え、選挙運動最終日となる25日には、候補者18人が選挙カーで市内各地を巡り、必死の訴えにのどを枯らす。
 現職15氏、新人3氏の18氏が立候補。それぞれ、人口減少対策や子育て支援、地域医療の充実など地域課題の解決の方針を訴えている。
 少数激戦の中で、未だ混戦模様の「だんご状態」が続いている。最終盤にかけて、まだ投票先を固めていない層を掘り起こし、それぞれの主張をいかに訴えるかが結果を決めることになりそうだ。
一日も早い地域の再生を 白馬 被災建物解体へ安全祈願祭

 神城断層地震で大きな被害が発生した、白馬村の堀之内地区と三日市場地区は24日、被災建物の解体工事の安全祈願祭をサンサンパーク白馬で開いた。雪解けを迎え本格化した工事の無事故を祈り、一日も早い地域の再生を願った。
 祈願祭は堀之内の住民が心のよりどころとする、城嶺神社の春祭りにあわせて開催。両地区の被災者や工事関係者ら約60人が、震災で倒壊した神社の方角を向き、神事を通じて工事の安全を祈願した。
雪の中でじっくり熟成 小谷 純米吟醸酒掘り出し

 小谷村の道の駅おたりは21日、小谷産の棚田米と雨飾山の湧水で仕込んだ純米吟醸酒「雨飾山」を雪の中から掘り出した。
 豪雪地小谷ならではの魅力を生かした特産品で地域振興につなげようと、道の駅おたりが大町市の北安醸造に依頼して仕込んだ、こだわりの純米吟醸酒。ことしはしぼりたてそのままの無ろ過生原酒360_gの瓶1000本分を仕込んだ。
 例年より深い天然雪の雪室を慎重に掘り分けると、十分な熟成を終えた酒が次々に姿をあらわした。安定した温度の中でじっくりと熟成された酒は、コクとまろやかさを増した味わいになるという。
オリジナルTシャツ販売 松川 5月24日「五月の風」音楽祭

 「第4回安曇野まつかわ『五月の風』音楽祭」が5月24日、松川村内の3会場で開催される。松川を代表する音楽の祭典を盛り上げようとロゴ入りのオリジナルTシャツの販売が始まった。
 同音楽祭は、小中学校や美術館など村内各種団体で構成する実行委員会(実行委員長=中村雅夫・松川小学校教諭)が主催。ことしは、すずの音ホールや安曇野ちひろ美術館、リンリンパークを会場に、村内外の演奏家や合唱グループなどが出演し、新緑の松川に多彩な音楽を響かせる。
 「五月の風」ロゴが入るオリジナルTシャツは、すずの音ホールで注文を受け付けている。サイズはS〜XLで色多数、1枚1000円で販売する。音楽祭やTシャツに関する問い合わせは同実行委員会事務局の村公民館0261-62-2481まで。
社会人としての決意語る 池田町で新入社員歓迎会

 池田町は20日、平成27年度新入社員歓迎会を、町役場などで開いた。この春、町内事業所に就職した52人が出席し、社会人としての決意を語った。
 新入社員たちは、緊張した面持ちで出席。勝山隆之町長や矢崎昭和町商工会長らの歓迎を受けた。赤田工業の赤田弥寿文社長の講話に耳を傾け、社会人としての自覚や心構えを学んだ。
 サクラの名所見学や「とんぼ玉」づくり体験など町内巡り、懇親会もあり、同期となる仲間たちとの親睦も深めた。
子どもたちに夢宇宙桜 大町 北山田町の「市民の森」で開花

 大町市北山田町の市民の森で、スペースシャトルで宇宙に運ばれた種から発芽した「宇宙桜」の花が咲き始めた。子どもたちに宇宙への夢をはぐくんでもらいたいという願いを込めた木が大きく育った。
 宇宙桜はエゾヤマザクラで、平成12年2月、宇宙飛行士の毛利衛さんが宇宙に連れて行った160粒の種から発芽したもので、毛利さんの出身地の北海道余市町が全国各地に配布したもの。
 平成18年、地元住民でつくる「北山田町桜並木のあるまちづくりの会」が、幼木2本を原村の八ヶ岳自然園から譲り受けたものを植樹。昨年くらいから咲き始めた。
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