2015年4月29日(水)付

防災資器材購入を支援 共同募金 10自治会に配分

 大町市の赤い羽根共同募金会大町市支会(支会長=牛越徹大町市長)は28日、「安心・安全なまちづくり活動支援公募配分」の贈呈式を市総合福祉センターで開いた。10の自治会に、防災資器材の購入などに使われる総額183万8000円が贈られた。
 各自治会から申請された内容は、防災倉庫や発電機・投光器、テント、避難用の車いすなど。本年度は、申請団体は西若宮町・光明町・大原町・宮田町・海の口・西山・上一・山下・宮本・中央自治振興会(八坂)の10自治会から申請され、全額受給が決まった。
残雪の中にミズバショウ 白馬落倉自然園で見ごろ

 白馬村の落倉自然園で、園内のミズバショウが見ごろを迎えている。清流の中に咲く白と緑のコントラストの色鮮やかな姿が訪れる人の目を楽しませている。
 同園は白馬村の最北西部に位置する標高800bの一体の湿地にあり、集落の道路沿いに群生地が広がっている。園内のミズバショウの中には、花苞(かほう)が2枚ある「オチクラミズバショウ」という珍しい種があり、毎年5〜10株の花を見つけることができるという。気軽にミズバショウの群落を見ることのできる人気スポットとして、毎年多くの観光客が訪れている。
 ことしは豪雪でまだ雪が残っており、しばらくは残雪の中で咲くミズバショウという、白馬ならではの風景が楽しめそうだ。
待ちわびた春の恵み 小谷の元村さん宅 山菜直売所お目見え

 小谷村北雨中の農家、元村致文さん宅前に、一足早く「山菜直売所」がお目見えした。厳しい冬と震災を乗り越えて訪れた待望の春の恵みが、評判を呼んでいる。
 元村さんはは地域でも知られる山菜採り名人。毎年「待ちわびる人に少しでも早く山の幸を届けたい」との思いから、村で一番早く直売所を開けている。
 ことしは豪雪で4月になっても降雪があって雪解けが遅れ、山菜の生育は若干遅れがちという。しかし山を知り尽くした元村さんは、長年の経験を駆使していち早く里山に顔を出す山菜を収穫。店頭には太くて立派なコゴミがずらりと並んだ。栽培品では味わえない風味のある山菜を、地元住民や車で通る観光客らが買い求めていた。
昭和.の雑貨と古道具 池田の山風舎5月6日まで展示

 池田町会染のストーブ&クラフトショップ山風舎は、5月6日まで「レトロな雑貨と古道具たち展」を開いている。
 牛越真由美さん=大町市社=が趣味で集めた昭和の時代の雑貨約200点を、同店が所有するレトロな家具や道具と合わせて展示・販売する。
ピンクに染まる農具川 大町白塩町 シバザクラ見ごろ

 大町市白塩町の河川公園でシバザクラの花が見ごろを迎えている。大型連休を前に26日には、ピンクや白などのシバザクラが農具川べりを染め、立ち寄った県内外からの観光客などが散策を楽しんでいた。
 河川公園は地域の有志でつくるボランティア団体「白塩町河川公園愛護会」が中心となり、平成23年からシバザクラの植栽や管理を行っている。地元保育園の園児らとの交流を兼ねた合同植栽事業などを続けている。
外国人に弓道紹介 誘客へ大町などでツアー

 海外からの誘客などに取り組む、松本市の松本観光コンベンション協会は26日、外国人ブロガーを招いたツアーを大町市で開いた。北アルプス山麓の広域的な観光誘客を図ろうと、大町弓道会の協力で日本の伝統競技を観光資源として紹介した。
 ツアーはオーストラリア人の写真家でブロガーのマーク・ウィリアムスさん(37)を招き開催。案内を務めた同協会のインバウンド推進課長・山石徹さん(56)=大町市=が、地元の魅力をアピールしようと大町を行程に組み込んだ。24日から26日までの日程で、松本市から大町市までを巡った。
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