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2015年4月30日(木)付 |
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大型連休春山の事故防止 5月5日まで北ア遭対協が相談所
北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は29日、春山登山相談所を大町、白馬、小谷3市村の登山道入り口7か所に開設した。大型連休を迎え増加する登山客の遭難防止を目指し、隊員たちが安全な登山のアドバイスを送っている。
遭対協は5月5日まで相談所を設置し、隊員延べ63人が相談にあたる。春山の事故防止について、低体温症の危険から冬山なみの装備が必要といい、雪の緩みによる雪崩や滑落に注意を呼びかけている。 |
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被災二村防災への決意新た 白馬、小谷で消防出初式
白馬村と小谷村の消防出初式が29日、それぞれ開かれた。両村とも消防団員各200人余が参加して、無火災祈念や分列行進、定例表彰などを行い、神城断層地震で被災したふるさとの復興を願うとともに、安心・安全な地域防災活動への決意を新たにした。
小谷村消防団の出初式は小谷小学校で行われた。太田直幸団長は「震災では多方面の支援をいただき、被害を最小限に抑えることができ深く感謝します。団員の皆さまにはことしも互いの力をあわせ、消防という信頼感と絆に結ばれた強い小谷村消防団を作っていただきたい」と訓辞した。
◇ ◇
白馬村消防団の出初式はウイング21で行われた。横山義彦団長は「震災では団員の責任感の強さを強大にした活動にふれ、大変勇気づけられた。この災害を契機に更なる結束を強くしなければと感じた。地域のことは地域で守る気持ちを忘れず、これまでの活動を礎にして、絆を強固にしていきたい」と訓辞した。 |
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団員の士気を高めた出初式
(白馬村) |
小谷村の分列行進 |
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格差是正訴え労働者団結 大町で大北地区メーデー
労働者の祭典、第86回大北地区中央メーデー(連合系)が29日、大町市のサン・アルプス大町で開かれた。実行委員会を構成する各団体組合員約150人が、格差拡大など労働者を取り巻く問題を再確認し、安心して暮らせる社会の実現へ団結を誓った。
スローガンに「働く者の連帯で、『ゆとり・豊かさ・公正な社会』を実現し、自由で平和な世界をつくろう」を掲げた。式典では山岸泰男実行委員長(連合長野大北地域協議会議長)が、先の春闘や統一地方選挙への協力をねぎらいながら「業種間や地方間の格差は広がっている」と懸念、労働者の一層の団結を呼びかけた。参加者全員が「がんばろうコール」で拳を振り上げて締めくくった。 |
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水鏡に北アの残雪と緑 田植えシーズン大町も
春の遅い大北でも田植え作業が始まり、農作業シーズンを迎えた。大町市平野口の農業・西山隆一さん(75)は29日、残雪の北アルプスが水鏡に映る水田で田植え作業にとりかかっていた。
ことしは気温が低めの気候だったことから、昨年より種まきや田植えを少し遅らせ28日から作業を開始。家族の手伝いを受けながら、2日間で1fの水田にコシヒカリを植え、田にまっすぐに緑の線が伸びていった。 |
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復興願い白馬の元気PR 村陸上競技協がTシャツ製作
白馬村陸上競技協会はこのほど、神城断層地震の震災復興を願って、オリジナルTシャツを製作した。29日に松本市で行われた県市町村対抗駅伝競走大会や、今後村内外で行われるスポーツイベントで関係者が身につけ、スポーツの盛んな白馬の元気をPRしていく。
Tシャツは鮮やかな青色で、背中に白馬三山をイメージしたイラストと「がんばろう!白馬」の力強い文字が描かれている。
28日は駅伝大会出場選手の松澤杏奈さんと監督の大塚善弘さんが村長室を訪れ、下川正剛村長に大会出場の抱負とTシャツ製作を報告した。 |
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