2015年5月9日(土)付

10万人迫る大町側13%増 立山黒部アルペンルート 連休の入り込み
 立山黒部貫光は、大町市を玄関口に長野県と富山県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」の大型連休期間中(4月25〜5月6日)の入り込み状況をまとめた。前年同期比5800人(6%)増の9万9800人で、10万人の大台に迫る好調な入り込みとなった。
 大町市側からの入り込みは前年同期比で5000人(13%)増の4万2500人、富山側からの入り込みは800人(1%)増の5万7300人となった。
 立山黒部貫光によると、個人客の入り込みが大町側で10%、富山側で19%増えていることから、北陸新幹線開業による効果も感じながら、好天に恵まれたことで前年を上回ったと分析する。団体客はほぼ前年並みだった。
幼いわが子地震から守る 大町市児童センターに体験車

 大町市児童センター(松澤京子センター長)に8日、県の地震体験車が訪れた。昨年11月に神城断層地震が発生し、今後も身近で発生する可能性がある地震に備えて、センターを利用する母親たちが幼いわが子を守る術や知識を身につけた。
農繁期火のしまつに注意 白馬、小谷 山火事予防パレード

 3月から始まった春の山火事予防運動に合わせ、北安曇地方事務所や中信森林管理署などは8日、山火事予防パレードを白馬村・小谷村で実施した。「山火事注意」のステッカーを張った広報車など延べ5台が両村をめぐり、あぜ焼きなどが増える農繁期の火の取り扱いに注意を呼びかけた。
被災3市村の復興に 青色申告会連合会が義援金
 青色申告納税者でつくる県青色申告会連合会(有賀富雄会長)は8日、神城断層地震で被災した白馬村に、義援金5万円を届けた。
 全国青色申告会総連合から県連に寄せられた見舞金を、被災した大北と北信に分配。大北の大町税務署管内の連合会では、激甚指定された白馬村・小谷村と、被災した大町市美麻にそれぞれ5万円ずつ義援金として贈ることとした。小谷村、大町市にも近く届ける。
 同会は個人事業者の団体で、納税者の意見を団体として要望する活動などに取り組む。特別控除が受けられる青色申告の節税のメリットなどを発信し、税の正しい申告の啓発や記帳の研修会などを実施している。
大町北高103年の歴史一冊に 同窓会が閉校記念写真集制作

 大町岳陽高校(仮称)への統合に伴い平成28年3月に閉校する大町市の大町北高校の同窓会(佐藤節子会長)は、閉校記念写真集の発行に向けて準備を進めている。103年の歴史を写真と文でつづり、新校へと歴史を引き継ぐ。
 同窓会員からさまざまな年代の写真が集まり、同窓会の役員らで使用する写真を選び出していた。昭和20年代の古いものもあり、着物姿や学校生活のスナップ、部活動のテニスなど、女学校として発展してきたそれぞれの時代を支えた学生たちの姿が残され、役員らは当時の姿を懐かしがっていた。
閏田チーム3度目の優勝 大町 大糸タイムス杯ゲート大会

 第23回大糸タイムス杯ゲートボール大会(大糸タイムス社主催、大町市ゲートボール協会主管)が7日、市運動公園陸上競技場で開かれ、閏田チームが3度目の優勝に輝いた。
 同大会には市内から11チームが出場。1チーム4試合のリーグ戦で争われた。1試合30分の試合時間の中で、激しい頭脳戦が展開された。
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