2015年5月14日(木)付

春スキー満喫雪国を体験 台湾の学生が白馬訪問

 台湾の訪日教育旅行の一環として12日まで、台北市立士林高級工業職業学校の生徒30人余が白馬村に滞在した。11日は、白馬五竜スキー場で春スキーを楽しみ、春の遅い雪国の体験を満喫した。
 一行は5泊6日の日程で日本を訪れ、横浜、東京といった首都圏、長野市や群馬県草津を巡っていた。同校が白馬でのスキーを計画するのは3年目。白馬でアジア系外国人旅行客の教育旅行を企画している昇龍株式会社・白馬雪龍滑雪教室の傳正功さんの招きで訪れて以来、恒例となっている。
ツアーで被災地支援 名古屋県人会 大北3市村へ見舞金

 中京地方在住の県出身者約400人でつくる名古屋長野県人会(太田宏次会長)は9、10の両日、災害復興応援ツアーとして神城断層地震で被災した小谷村・白馬村・大町市を訪れた。約30人が参加。被災した3市村に計6万円の見舞金を贈った。
 ツアーは毎年行っている郷土訪問旅行の一環として開催。昨年の地震を受けて復興ツアーとし、買い物などで地元を支援したいと決めた。
 懇親会は小谷村の白馬アルプスホテルで開いた。下川正剛白馬村村長、松本久志小谷村村長、小林敏文大町市産業観光部長に、それぞれ2万円ずつの見舞金を届けた。
運動公園を清掃 大町の傳刀組「地域に感謝」

 大町市平西原の傳刀組は12日、同市常盤の市運動公園で清掃ボランティア作業を行った。社員約50人が参加し、さまざまなイベントが行われ利用者も多い同公園を清掃し、環境を整えた。
 参加者は、陸上競技場やテニスコート周辺の道路や側溝にたまった落ち葉や泥を、スコップや竹ぼうきなどを使って丁寧に集め、作業に汗を流した。地域に対して日ごろの恩返しをしようと市有施設を対象に10年以上、毎年続けている。
啓発グッズで交通安全 大町安協女性部 子どもたちに配布

 大町地区交通安全協会女性部は12日、登校する大町市大町西小学校(山ア茂則校長・298人)児童に交通安全啓発グッズを配った。春の全国交通安全運動(〜20日)にあわせた恒例の活動で、運動の基本にもある「子どもの交通事故防止」のため、子どもたちが日ごろ、交通安全に留意することを呼びかけた。
震災に負けずプレー 早起き野球白馬リーグ開幕式

 第45回早起き野球白馬リーグ(畠山諭会長)の開幕式が10日、村営北部グラウンドで行われた。選手を代表し、しろうまドジャーズの細井宏紀さんが「昨年発生した神城断層地震の震災に負けず、野球を通じ地域や仲間との交流を深め、絆を強くして全力でプレーすることを誓います」と力強く今季の健闘を誓った。
 今シーズンは全4チームで6月末までリーグ戦を行う。各種スポーツ大会の参加や小谷村との交流試合も予定し、愛好家の輪を広げていきたいとしている。
親子で寄せ植えづくり 子育て支援センター ガーデニング教室 大町

 大町市児童センター(松沢京子所長)中庭で11日、子育て支援センターによる春の人気イベント「ガーデニング教室」が開かれた。花の香りが漂う中、25人の参加者やその子どもたちでにぎわった。
 花や土に触れる機会を持ってほしいと毎年行う事業。今年はJA大北JAファームの山ア和美さんと船田明子さんの2人を講師に、約60種1000ポットの色とりどりの花を使った寄せ植えが指導された。
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