2015年5月15日(金)付

学び≠ナ第二の人生充実 大町シニア大大北学部入学式

 県シニア大学大北学部(学部長=小松仁・大町保健福祉事務所長)の平成27年度入学式が14日、大町市平公民館講堂で開かれた。本年度入学した大北地域のシニア世代51人は、充実した「第二の人生」に向け向学心をのぞかせ、幅広い分野での学びをスタートさせた。
被災経験地にヒントを 小谷 中谷の住民栄村を視察

 神城断層地震で被災した小谷村の中土地区の復興住宅建設に向けて、住民らは14日、栄村を訪問し、復興支援住宅を視察した。同じ県内で被災し、豪雪や過疎を課題とする村の対応に、復興対策のヒントを求めた。
 中谷・土谷の住民や村職員、村議ら11人が訪問。実際に住宅を見学した。
優勝目指し全力でプレー 小谷野球リーグが開幕

 小谷村の第39回小谷野球リーグ(中田新吾会長)が11日、開幕し、小谷村役場多目的ホールで開会式が行われた。
 選手を代表し、ヴィレッツの相澤恭介さんが「雨にも風にも震災にも負けず、野球ができる環境に感謝して試合を楽しみ、全力でプレーすることを誓います」と力強く健闘を誓った。
 今シーズンは全7チームで10月までリーグ戦を行い、優勝目指して熱戦を繰り広げる。10月開催予定のトーナメント戦の成績と合わせた総合優勝チームが、白馬リーグとのクライマックスシリーズに挑戦し、両村の頂点を決める。
健康な地域づくり考える 大町 ふれあい看護ながのin中信

 看護週間(10日〜16日)にちなみ、看護について理解を深める集い「ふれあい看護ながのin中信」(県看護協会主催)がこのほど、大町市文化会館で開かれた。県内の看護師や地域住民など約430人が参加し、看護活動を通した健康な地域づくりについて考えた。
 式典では、長年家族の介護にあたっている中信地区の個人、団体への県看護協会長表彰が贈られた。
シーズン幕開け祝う 松川マレットこまくさ杯大会

 松川村マレットゴルフこまくさ会は12日、第38回こまくさ杯大会を馬羅尾高原マレットゴルフ場で開いた。会員約30人が新録の森林のなかに快音を響かせ、シーズンの幕開けを祝った。
 大会では選手たちが豊かな自然に囲まれたコースを回り、小鳥のさえずりを聞きながら和気あいあいとプレー。36ホール、パー144のストロークプレーで試合を展開し、スコアを競った。
おいしく大きなリンゴに 松川中生徒農園で摘花作業

 松川村の松川中学校(河手密校長)の生徒306人は12日、村内9か所のリンゴ農園で摘花作業を行った。1〜3年生の縦割班で行動し、体験を通して農業への理解を深めた。
 川西の北條農園には27人が訪れた。農場主の北條浩平さんが「おいしくて大きいリンゴをつくるための作業」と説明。手本を示しながら、花の摘み方を指導した。
 生徒たちは、ふじやシナノドルチェなど、数品種の摘花に挑戦。大きい花を残して小さい花を慎重に摘んでいった。次第に要領を得ながら、真剣なまなざしで取り組んだ。
トップページ 5月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2015 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.