2015年5月17日(日)付

氷河の魅力と存在意義 大町でシンポカクネ里調査前に

 大町市・大町市教育委員会は16日、シンポジウム「日本アルプスと氷河」をフレンド・プラザ大町で開いた。北アルプス鹿島槍ケ岳「カクネ里雪渓」に存在の可能性がある氷河の現地調査を前に、専門家5人の講演や討論を通じて氷河の魅力と調査の意義に触れた。
自然へ感謝込め苗木定植 松川「山の日」あわせ植樹祭

 松川村は16日、村制定の「山の日」(5月の第3土曜日)にあわせ、植樹祭を馬羅尾高原の村有林で開いた。村内の小学生や行政関係者ら約120人がアカマツやクリ、ブナなどの苗木約700本を植え、自然豊かな地域への理解を深めた。
 植樹祭は住民参加の伝統行事として続き、地域の自然への感謝を込め、2年前から「山の日」の一環として行われている。ことしは村のシンボルであるマツ林を松くい虫から守ろうと、耐性をもった苗木を用意した。
驚きや感動の数々 ニュージーランド研修報告 小谷中生

 小谷村の小谷中学校で12日、同校生徒が姉妹都市ニュージーランドのマールボローを訪問した体験談を聞く「中学生海外研修報告会」が開かれた。村の交流事業について広く村民に知ってもらおうと毎年実施。多数の地域住民や村関係者が訪れて、報告に耳をかたむけた。
声掛けで青少年健全育成 大町で信州あいさつの日運動

 県青少年育成県民会議北安曇地方事務局や大町市などは13日、毎月11日の「信州あいさつの日」にあわせ、JR信濃大町駅前であいさつ運動を実施した。
県や市、大町署、学校関係者12人が参加し、通学者や通勤者とさわやかにあいさつを交わしていた。
 信州あいさつの日(信州あいさつ運動)は、県青少年育成県民会議が主催した取り組みで昨年4月から始まった。あいさつを通じた青少年の健全育成を目的とした活動だ。
大きな事故がおきないように 大町 春の交通安全運動取り組み

交通少年団入団式・大町署

 大町地区交通安全協会(中村博郎会長)は「春の全国交通安全運動」期間中の16日、交通少年団の入団式を大町署で開いた。団員9人を新たに迎え、市内の小学4年から6年生まで34人が交通安全のリーダーとして、家庭や学校などで啓発活動を行う。
 式典では黄緑色の制服に身を包んだ新団員たちが、大町署員や安協会員、先輩団員が見守るなか、中村会長から一人ひとり団員証を受け取った。「交通少年団の誓い」を読み上げ、地域の安全を守る責任感をかみしめていた。
交通指導所開設・上橋

 春の全国交通安全運動(〜20日)中日の15日、大町市常盤上橋で交通指導所が開設された。大町地区交通安全協会大町支部や大町署、県交通安全運動推進北安曇地方部、県自動車販売店協会など約60人が参加。交通量の増える週末を前に、ドライバーに交通安全を啓発した。
 参加者は沿道に設置した交通安全を呼びかけるのぼり旗を背に、松本方面から進行する車のドライバーに「交通安全運動期間中です。安全に注意して運転してください」などと啓発。交通安全運動のチラシと車のガラス拭きやポケットティッシュ、眠気覚ましのガムなどの啓発グッズを配りながら、安全な運転を心がけるように促した。
トップページ 5月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2015 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.