2015年5月20日(水)付

ヘリ救助技術高める 北ア北部遭対協 夏山登山シーズン前に訓練

 山岳遭難事故の増加とともに増えるヘリの救助要請に備えて、北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会と県警救助隊は18日、ヘリやまびこ2号でホイストを使った救助訓練を、大町市常盤の高瀬川河川敷の観音橋ヘリポートで行った。北部地区単体で行う訓練は初めてで、夏山登山シーズンを前に救助技術を高めた。
グリーンシーズン到来 栂池自然園6月1日再開

 小谷村の栂池自然園で6月1日から、ゴンドラリフトとロープウエーの運行が再開される。厚い雪と氷に覆われていた自然園も遅い春を迎え、グリーンシーズンが本格的に始まる。1日は地元観光関係者らによる、シーズンの安全を願う開園祭を開く。関係者は多くの来場を呼びかけている。
「きれいな緑になったね」 白馬幼稚園 ヨモギ団子作り

 白馬村の信学会白馬幼稚園(中村豊園長、園児90人)でこのほど、春の恒例行事のヨモギ団子作りが行われた。ふるさとの豊かな自然にふれ、季節の伝統行事や旬を考える同園の食育の一環。園児たちが園外保育で春探しの散歩に出かけ、自分たちで摘んだヨモギを使って、春の味覚を楽しんだ。
北アと田園風景満喫 池田町展望ウオークにぎわう

 池田町を歩くウオーキングイベント・第8回「北アルプス展望ウオーク」(同実行委員会主催)は16、17の両日、開かれた。2日間で延べ約400人が参加し、景観を楽しみながら地域の歴史や文化を体験、池田の魅力を満喫した。
 17日は県内外から参加した約250人が青空の下、道の駅池田を発着点に20`と13`のコース、地元銘菓や限定の菓子を食べ歩く5`のコースに分かれ、町ガイドマスター会の案内で町内を散策。コース途中のあづみの池田クラフトパークから、北アルプスと田園を望む風景に感嘆していた。
一面の花畑で景観楽しむ 農家と交流「ときわれんげ祭」 大町

 コメ農家と消費者が交流する第20回「ときわれんげ祭」(同実行委員会主催)は17日、大町市常盤須沼のほ場で開かれた。家族連れなど来場者が、レンゲを肥料にしたコメや豚汁の振る舞いなどを、一面の花畑のなかで楽しんでいた。
 同地区では須沼有機農産物生産組合がほ場にレンゲを植え、土と混ぜる昔ながらの農法でコメを生産している。農家を中心に実行委員会を立ち上げ、コメの魅力をアピールする場としてイベントを開催している。
移住希望者にアドバイス 信濃大町暮らし拝見ツアー

 大町市定住促進協働会議は16、17日の1泊2日の日程で「信濃大町暮らし拝見ツアー」を開いた。移住を希望する3家族が参加。鷹狩山展望公園からの市内解説や移住経験者の住宅見学、市立大町総合病院や同日開催された病院祭を訪れ、市民の暮らしぶりなどを肌で感じた。
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