2015年5月27日(水)付

大町山雅ホームタウンに サポーター誘致広域振興期待

 大町市がサッカーJ1「松本山雅FC」のホームタウンに承認され26日、出資調印式が市役所で行われた。市運動公園の天然芝サッカー場を利用したトレーニングマッチの開催や試合会場での大町の観光PR、子ども向けのサッカー教室などを通した青少年の健全育成やサポーターを誘致し、広域的に地域振興につなげる。
ネパール地震被災者支援 大町企画創造室工芸展カンパ市に託す

 ネパールで4月に発生した大地震の被災者を支援しようと、大町市内の工芸家らでつくる大町企画創造室(吉川正美代表)と、ネパールで貧しい子どものための学校支援に取り組むNGO代表のディパ・タパさんが26日、牛越徹市長を表敬訪問し、1日から10日まで市内で開いたバザーで集まった支援カンパ16万円を、国際赤十字社の支援金として市に託した。
 同団体では、NGOへ協力しようと工芸展を準備していた際に地震が発生し、ディパさんの来日も一旦中止に。市民だけでも被災地支援をしようと、工芸展でカンパを集めた。
心身両面で社員支援 道の駅おたり フィットネスで健康指導

 小谷村の道の駅おたりは本年度の新事業として、隣接するフィットネスクラブ「Sウェルネスクラブ小谷」を全社員が利用し、スタッフによる指導を通じ、社員の健康増進をはかっている。
 「多数の人が利用する道の駅で、お客様を快適な環境で迎えるのは、社員の健康に直結する」という理念に基づき、心身両面で社員を支援しようと始めた。毎月1回の利用料を道の駅おたりが負担し、全社員1回は業務時間外に必ず施設を利用することを取り決めた。
平和テーマに展覧会 松川村 ちひろ美術館 7月14日まで

 松川村の安曇野ちひろ美術館は、7月14日まで、「戦後70年特別企画展」を開催中。第二次世界大戦終結から70年。平和をテーマにした3つの展覧会を通して、世界中の子どもの平和と幸せを願った画家いわさきちひろ(1918〜74年)と、国内外の絵本画家たちの平和へのメッセージを届ける。約180点を展示。
 「ちひろ・非戦の誓い」では、ちひろが自らの戦争体験を重ね、試行錯誤しながら戦争をテーマに描いた絵本や、命と平和の象徴として子どもの姿を描いた母性愛あふれる作品、ベトナム戦争最中の70年に手掛けた反戦ポスターなど、ちひろの切実な思いが表現された作品の数々を展示する。
町制100周年を祝い 4年生デザインの花壇見ごろ 池田小

 池田町の池田小学校の中庭で、町制施行100周年を記念してデザインした花壇が、色とりどりの花を咲かせている。4年生42人が主体になった花づくりの一環。
 児童たちが総合的な学習の時間を使って、昨年度に定植したもの。直径約3メートルの円形状花壇には、赤・青・黄色などのパンジーやビオラ、デイジー約500株が咲きそろう。「100」の文字と割れたくす玉とリボンをデザインし、お祝いムードを演出した。
プレミアム2割に増額 6月27日発売大町やまびこ商品券

 大町商工会議所と美麻商工会は6月27日、5年ぶり3回目となるプレミアム付商品券「大町やまびこ商品券」を発売する。プレミアムはこれまでの1割から2割に増額。お徳感が増した商品券発行に地域活性への期待を込める。
 プレミアム付商品券は市の補助金を受け実施するもので、市内外問わず誰でも購入できる。今回は、1000円券12枚つづりを1万円で販売、2万セットを用意。12枚のうち5枚は大型店や量販店を除く店舗での利用に限定した商品券となっている。
 利用可能店舗はこれまでと同様に市内200店舗を予定している。
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