2015年5月30日(土)付

50年節目に記念事業計画 JA大北総代会 農家支援室新設も

 JA大北(山田高司組合長)は28日、第50回通常総代会をJA大北本所アプロードで開いた。書面出席を含む481人の総代が出席し、本年度事業計画など7議案を賛成多数で可決した。本年度は創立50周年を迎えるため、実行委員会を立ち上げ、ロゴマークの募集や来年3月に記念事業を開く計画を進めていく。
 本年度から、営農経済事業本部内に農家対策支援室を新設。米価下落などで低迷している米生産を補填する「稲プラス1」事業として、加工キャベツやジュース用トマト、アスパラガス、リンゴなどの園芸作物生産を振興する。本年度の米の収量は平年並みの20万俵を計画している。
下川村長理事から退く 白馬村観光局が定時総会

 白馬村観光局は29日、27年度の第11期定時社員総会を村多目的研修集会施設で開き、第12期の事業計画や任期満了に伴う改選役員を決めた。下川正剛村長の掲げた公約を受け、新理事からは村長が退いた。
 12期の事業計画では、入り込み数の目標を前年比8%増の240万人と設定。インバウンド拡大や受け入れ態勢充実、北陸新幹線延伸による周回型観光への対応、世界水準の滞在型観光地づくりなどの課題の中で、@村内資源の徹底活用、A徹底した「お客様視点」、B局組織の高度化など機能整備―の3つの視点で、力強い組織づくりに取り組むとした。
花壇コンクール向け定植 池田小4年 総合学習で

 池田町の池田小学校(山崎晃校長)4年生42人はこのほど、総合的な学習の時間を使った秋花壇用の苗の定植を行った。土の感触を楽しみながら作業に没頭した。小中学校を対象にしたフラワー・ブラボー・コンクール(FBC・花壇コンクール)に向けた作業の一環。
 4月末に種をまいて芽を出した紫サルビア、白サルビア、アゲラタムの苗約1000株を定植した。1・2年生が土入れしたポットを使い、根っこの土を落とさないように注意しながら、一本ずつ丁寧に植えていった。
ユキヒロさんの歌声響く 安曇野まつかわ「五月の風」音楽祭

 第4回安曇野まつかわ「五月の風」音楽祭(同実行委員会主催)がこのほど、松川村のリンリンパークをメーン会場に開かれた。家族連れなど大勢が訪れ、五月晴れの空の下、ピクニック気分で音楽を楽しんだ。
 沖縄出身のシンガーソングライター・ユキヒロさんがライブコンサートを行った。沖縄の人たちのたくましさや平和への願いを歌った曲、「松川、平和の架け橋になれ」などとアレンジした曲を三線や手話を交えて熱唱した。観客は手拍子や全身でリズムをとるなど、会場一体となって盛り上がった。
親子で楽しい1年を 平公民館 ひよこクラブ始まる 大町

 大町市平公民館・女性未来館ピュアの親子教室「ひよこクラブ」は26日、「はじまりの会」を開いた。約30組の未就園児とその母親が参加。1年間を通して交流のある、しらかば保育園年長児とのふれあいや年間計画のスライド上映などを楽しんだ。
 親子で手遊びやダンスを行い、園児から手作りの首飾りもプレゼントされた。七夕まつりや水遊び、リトミックなど昨年のプログラムをスライドで見ながら、これから始まる楽しい企画に親子で思いをはせていた。
仮想体験で事故防止 松川で交通安全講習会

 長野県警は27日、体験型の交通安全講習会を松川村の松香荘で開いた。施設利用者のお年寄りらが、仮想体験装置で道路の横断や自転車の運転などを実践し、事故防止の意識を高めた。
 会場には交通安全体験車「チャレンジ号」のほか、「歩行環境シミュレーター」や「自転車シミュレーター」が登場。県警から委託された交通安全アドバイザーの案内で、利用者が視野の広さや判断力、運転マナーなどをゲーム感覚で計測し、結果に応じた危険を確認していた。
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