2015年6月3日(水)付

地震の爪痕目で実感 白馬 里山歩き被災地視察

 神城断層地震で被災した白馬村で2日、里山を歩き被災と復旧状況を視察する集いが開かれた。村職員や村議の説明を聞きながら里山に残された地震の爪痕をじかに視察し、今後の復興に思いを寄せた。
松川小で校内防犯訓練 不審者への対応学ぶ

 松川村の松川小学校(木下潤児校長、児童518人)はこのほど、校内防犯訓練を行った。不審者から児童の安全を守るための訓練や登下校中の不審者への対応の仕方を学習した。
富山の善意被災者に 白馬LC水道未復旧地区へ寄贈

 白馬村の白馬ライオンズクラブ(丸山敏夫会長)はこのほど、富山県の入善ライオンズクラブから届けられた飲料水と白米パックの支援物資を、神城断層地震で被災し困窮生活が続いている同村堀之内の日向・大左右おおぞう地区2軒の被災者に届けた。
 入善ライオンズクラブから届けられた支援物資は、飲料水500_g72本と、白米のパックごはん24食。受領した白馬ライオンズクラブでは、自宅で生活しているが水に困っている被災者がいる同地区に届けることを決めた。
大町ちょうじやで表千家茶会 趣きある建物で一服

 大町市内の茶道教室でつくる市茶道会は5月31日、「表千家茶会」を八日町の塩の道ちょうじやで開いた。来場者が歴史ある建造物で一服を楽しみながら、日本の伝統文化に親しんだ。
 茶道会は表千家2教室と裏千家2教室で構成し、昨年まで合同茶会を市文化会館で開いてきた。指導者の高齢化などにより継続が難しくなり、表千家の西澤・横川社中の生徒が伝統が途絶えることを惜しみ、ちょうじやでの茶会を企画した。
「峻嶺の日」ゴミ拾いボラ 大町一中生登校中に地域貢献

 大町市立第一中学校の全校生徒(283人)による恒例の学校周辺の美化活動がこのほど、行われた。生徒たちは地域貢献を意識しながら、学校までの通学路に落ちているゴミを拾いながら登校した。
 美化活動は、学校創立50周年を記念し平成22年から始まった。年に1度の実施日を、学校目標の「峻嶺に輝く一中生たれ」から引用し「峻嶺の日」と呼んでいる。
 登校した生徒たちの手には、ゴミがぎっしりと入った袋が。今年の「峻嶺の日」も、ペットボトルやタバコの吸殻、空き缶など大量のゴミを拾い歩いた。
大好きな木崎湖に感謝 バス釣り愛好者がごみ拾い

 大町市平の木崎湖で5月31日、ブラックバス釣り愛好者らによる木崎湖クリーンアップイベントの初回が行われた。県内外から約30人の釣り愛好者が集まり、釣りの環境に恵まれた木崎湖を守ろうと、湖畔のごみを拾い集めた。
 年2回のペースで継続していく考えで、次回は9月12日を予定している。
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