2015年6月11日(木)付

保護者参戦で親子対決も 大町北高最後のクラスマッチ

 大町市の大町北高校(藤江明雄校長)で10日、来春の統合前最後となるクラスマッチが行われた。保護者ら約20人も競技に初参戦。娘や息子の生徒たちの成長を実感しながら、各種競技で盛り上がり交流した。
 クラスマッチへの保護者の参加は、4月に開いたPTA総会で「北高の最後に親もなにかしたい」と発案された。今後も文化祭の運動会や競歩大会にも参加する予定だ。
線路異常時の対応確認 JR信濃大町駅で総合訓練会

 JR大糸線沿線を管轄するJR東日本長野支社の関係各社による松本地区大町ブロックは9日、「異常時総合訓練会」をJR信濃大町駅構内で行った。線路内で人身事故が発生した想定で、関係者約100人が異常時の円滑な行動や連携のあり方を確認した。
貴重な被災古民家保存へ 小谷 伝統技術「曳家」で修復

 神城断層地震で大きな被害を受けた小谷村で、歴史ある古民家の修復を、昔ながらの曳家ひきやの技術でもとに戻す作業が進められている。2004年の中越地震で被災家屋を取り壊さず、比較的安い費用で修復する技術として注目を集めている工法。関係者は「大規模に被災し、すべて解体しなければとあきらめている家屋の修復が可能という選択の幅を広げ、少しでも貴重な古民家が保存できれば」と話している。
すこやかな成長願い 白馬幼稚園「こいのぼり会」

 白馬村の信学会白馬幼稚園(中村豊園長、園児90人)でこのほど、子どもたちのすこやかな成長を願う月遅れの端午の節句にちなんだ「こいのぼり会」が開かれた。青空にたなびく園庭のこいのぼりの下で、はだしになってかけまわりながら、縦割りグループでのゲームを楽しんだ。
地域を挙げた活動に発展 八坂中伝統のガードレール清掃

 大町市の八坂中学校(生徒34人)で8日、昭和57年から続く伝統行事のガードレールの清掃活動が、地区内を走る幹線道路などで行われた。ことしから八坂小6年生や地域住民も作業に加わるなど、八坂中伝統のボランティア活動は地域を挙げた取り組みに発展している。
商店街に子どもの笑顔 大町リノプロが黒板作りWS

 空き店舗を活用した町なかのにぎわい創出に取り組む、大町市を中心とした若者有志でつくる「大町リノベーションプロジェクト」(大町リノプロ)は7日、拠点としている中央通り商店街の空き店舗で初の黒板づくりワークショップを開いた。幅広い世代から約30人が参加。空き店舗が目立つ衰退化する商店街に子どもたちの笑顔が広がった。
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