2015年6月24日(水)付

啓発うちわで詐欺防止 大町 八坂の園児と老連会員

 増加する特殊詐欺被害を防ごうと、大町市八坂のたけのこ保育園(若林きみ子園長)で23日、詐欺被害防止を啓発するうちわづくりが行われた。大町署と大北防犯協会連合会の初企画で、地域のお年寄りが被害にあわないよう、園児が心を込めてうちわに絵を描いた。
 園児10人と市老人クラブ連合会八坂支部野平寿会(坂井義幸会長)の会員10人が参加。詐欺被害防止の注意を喚起するイラストが描かれた大小のうちわが用意され、子どもたちはお年寄りと「何色にしようかな」などと相談しながらクレヨンや手形でうちわを彩った。
新たな仲間と交流試合 東御市 スローピッチソフト大会 メイジャ・マクレ白馬が出場

 白馬村のスローピッチソフトボールのチーム「メイジャ・マクレ白馬」はこのほど、東御市で行われたスローピッチソフトの交流大会に出場し、同市のチーム立ち上げに協力した。生涯スポーツを通じた県内外の縁が、さらに深まった。
 スローピッチソフトが盛んな東京都大田区と東御市が姉妹都市であった縁で、東御市で同競技のチームが発足することに合わせて交流会を企画。県内でスローピッチが盛んで、大田区と競技を通じて交流が深まっていた同村のチームに声がかかった。
ネパール体験談紹介 松川中で人権講演会

 松川村の松川中学校(河手密校長)はこのほど、人権講演会を開いた。JICAボランティア青年海外協力隊員としてネパールに赴任した吉澤啓太郎さんが「僕が見てきたネパール」と題し、講演した。生徒306人が、異文化での体験談に耳を傾けた。
「塩の道」の歴史学ぶ 大町ちょうじや文化講座

 大町市八日町の「塩の道ちょうじや」で21日、文化講座「塩の道・千国街道の歴史」を開いた。塩の道研究の第一人者で民俗・日本思想史家の田中欣一さんが、松本から大町を通り糸魚川に至る旧道の歴史をひも解きながら、日本人の暮らしに欠かせない塩の文化について語った。
豊かな自然に親しむ 中綱湖ヘラブナ釣り大会

 「第15回中綱湖へら鮒ぶな釣り大会」(西澤清実行委員長)が21日、大町市平の中綱湖で開かれた。県内外から約90人の「ヘラ師」が参加し、ヘラブナ釣りを楽しみながら自然豊かな中綱湖に親しんだ。
 同日はあいにくの雨模様となったが、参加者は浮きから伝わる小さな当たりを見極めようと真剣に目を見張らせていた。
芸術間近にふれる 池田 吉野屋書店 画家・宮下さん公開制作

 池田町中央通りの「Art+Craft(アートプラスクラフト)吉野屋書店」で18、19の両日、千葉県鴨川市の画家・宮下昌也さんによる公開制作が行われた。来場者が、作品が出来上がる過程を間近に観賞しながら芸術と親しんだ。
 宮下さんは東京芸術大学デザイン科卒業。自然をモチーフに命をテーマにした作品制作を続け、各地で展覧会や公開制作などを行っている。芸術を通じた街なか再生に取り組む「吉野屋」の活動に共感し作品を展示、公開制作にも協力した。
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