2015年6月30日(火)付

信大が「ちょうじや」建築調査 文化財的価値裏付けへ

 信州大学学術研究院工学系・建築学科の梅千野成央准教授の研究室は29日、大町市八日町で「塩の道ちょうじや」(旧塩の道博物館)として活用される旧平林家住宅の調査に乗り出した。明治23年の大火後に再建され現存する町屋の代表例でもある主屋と、旧千国街道「塩の道」の歴史遺構・塩蔵などの構造や史的背景を探り、建築物としての文化財的価値を裏付ける。
オープニングイベント盛大に 白馬Alps花三昧7月1日から

 白馬村と小谷村を会場に7月1日から8月31日まで、高山植物で観光客を迎える夏のイベント「白馬Alps花三昧」が開催される。オープンに先立ち、主会場の一つ「白馬五竜高山植物園」で28日、オープニングセレモニーが行われた。観光客らによるバルーンリリース、地元「白馬アルプホルンの会」と、岐阜県の「みのかもアルプホルンクラブ」による演奏など多彩な催しが行われ、花三昧のイベントの始まりを祝いながら期間中の盛況を願った。
地元歌った新曲響く 八坂野平でラベンダー祭り盛況

 大町市八坂野平のラベンダー園で27、28の両日、第7回「野平ラベンダー祭り」が開かれた。同地区に移住してきた住民のバンド「ゆくりりっく」のミニコンサートで、地元住民と作り上げたオリジナル新曲「このまち野平」が披露された。
野外クッキング楽しむ 池田わんぱく広場 親子でピザづくり

 池田町の未就園児と保護者を対象にしたサークル「わんぱく広場」(那須美穂子代表)は25日、ピザづくり体験を同町十日市場の体験農場「あぶらや」で行った。6組の親子が参加し、自然と触れ合いながら野外クッキングを楽しんだ。
山雅ホームタウン大町で練習試合 地元サポーター声援

 サッカーJ1の松本山雅FCは28日、ホームタウンに新たに加わった大町市で、新潟経営大学との練習試合を行った。市内のサポーターら1000人以上が市運動公園サッカー場に詰めかけ、地元で初めて見る選手たちの活躍に声援を送った。
 試合ではサポーターたちがサッカー場を取り囲み、選手たちのプレーを間近で観戦。「12人目の選手」を意味する12番のユニフォームを着込み、太鼓の音にあわせて声をあげていた。
シーズンの安全を祈願 小谷村 風吹岳山開き

 小谷村北小谷の風吹岳観光協会(中村勲会長)は27日、恒例の「風吹岳山開き」を行った。県内外からの山愛好家が集い、トレッキングを楽しみながら山頂で今シーズンの安全を祈った。

 参加者は雨上がりの涼しい登山道から、標高1888b、北アルプスで最大の面積を持つ神秘的な高山湖・風吹大池めざしてスタートした。いっそう深みを増した新緑が映え、鳥のさえずりがこだまする山道で、トレッキングを満喫した。
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