2015年7月2日(木)付

統合前 最後の文化祭 一般公開 大町高4、5日 北高11、12日

 大町市の大町高校で7月4、5日、大町北高校で11、12日に、それぞれ文化祭の一般公開が行われる。大町岳陽高校(仮)へ統合前の最後の文化祭。両校共同企画の交流イベントとして、3枚ずつカードを集めて絵を完成させると賞品がもらえるイベントなども開催し、両校が心を一つに「地域の人や卒業生も楽しめるものを」と準備に力を注いでいる。

 大町高校の文化祭「第68回白嶺祭」は、水の中でも消えない炎「燃犀ねんさい」に、生徒それぞれの「彩り」は学校がなくなっても残り続けるという思いを込めた造語「燃彩・」をテーマに開催。
 ことしは、同校OBが制作している映像「大町高校の歴史」を上映。「自分が写っているかもしれないので楽しめると思う」と多くの来場を呼びかける。

 大町北高校の文化祭「第66回白樺祭」は生徒が自分の夢に向かって、支えてくれる人に感謝の気持ちを持ち、楽しめる文化祭をつくる思いを込めた「我夢がむ謝楽しゃら〜最後の瞬間ときを全力で駆け抜けろ〜」をテーマに開く。
 来場者も参加できるイベントとして、グランドではロシアンルーレットや箱の中身を当てる「はてなボックス」などのイベントを企画した(11日午前11時、12日午後零時半)。恒例の「アジ・アフバザー」や同校の歴代の制服などを展示する趣味展、図書古本市、山岳部ボルダリング体験、書道パフォーマンスなど、さまざまなイベントが行われる。
誕生日おめでとう 大町のおおまぴょん たけのこ保園児祝う

 大町市のマスコットキャラクター「おおまぴょん」の誕生日の1日、同市八坂のたけのこ保育園児(11人)がお祝いした=写真。子どもたちは、同園を訪れたおおまぴょんに手作りのメダルを贈り「お誕生日おめでとう」と声をそろえた。
 おおまぴょんの登場に子どもたちは歓声をあげ、誕生日の歌など大きな声でプレゼント。おおまぴょんは、自身のぬり絵が施された金メダルをかけられ上機嫌。園児とハイタッチするなど喜びを全身で表現していた。
男女共同参画社会の実現を 池田町で週間あわせ街頭啓発

 池田町男女共同参画まちづくり推進協議会(丸山史子会長)と町教育委員会は6月27日、男女共同参画週間(23〜29日)にあわせた街頭啓発をザ・ビッグ信州池田店で行った。委員と職員合わせて5人が買い物客にポケットティッシュを配りながら、男女が平等に活躍できる社会の実現を呼びかけた。
 週間はことし、「地域力×女性力=無限大の未来」をスローガンに全国で運動が展開されている。池田町では委員らが店頭に立ち、「男女共同参画週間です」と呼びかけながら買い物客に啓発グッズのティッシュを手渡した。
合唱や合奏成果を発表 白馬南小で校内音楽会

 白馬村の白馬南小学校(北沢芳洋校長、児童数118人)で6月27日、校内音楽会が行われ、児童が合唱や合奏などで日ごろの音楽活動の成果を、保護者や来賓、地域住民に披露した。
 初めての音楽会を体験する1年生から、小学校最後の発表となる6年生まで、今日のために練習してきた成果を発表。寸劇や振り付けを加え、大きな口をあけて元気に楽しく演奏した。
明かりに照らされお祓い 大町 若一王子神社で万灯祭

 大町市俵町の若一王子神社で6月30日と7月1日、大祓おおはらい式に合わせた初夏の風物詩「万灯祭」が開かれた。夕涼みがてら訪れた参拝客は、幻想的なちょうちんの灯火に照らされながら、心清らかにお祓いを受けた。
 大祓では人形ひとがたの形代で体をなで、息を吹きかけ、心のけがれや病根を移す。茅の輪をくぐって拝殿前に進んだ参拝客は、神職の前で頭を下げお祓いを受けた。夜闇にそびえる三重塔では、シンセサイザー奏者・影武者さんの演奏が幽玄の世界を際立たせた。
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