2015年7月3日(金)付

中学生記者が奮闘 大町一中が職場体験

 大町市の第一中学校2年生(94人)は2、3の2日間にわたり、大北地域の30事業所で職場体験学習を行い、働くことの意義など学んでいる。大糸タイムス社には西澤和洋君と朝重るりさんが訪れ、「中学生記者」として取材を体験し、地域の今を伝える新聞づくりに興味を深めた。
 2人は記者に同行して、山岳博物館など訪れ、職場体験する同級生を取材。職場を選んだ動機や仕事内容、体験した感想など聞きだしペンを走らせた。
犯罪被害に遭わないで 小谷保 少年警察ボラが防犯紙芝居

 小谷村の小谷保育園で2日、大町少年警察ボランティア協会北部ブロックの防犯紙芝居が上演された。幼い子どもたちが犯罪の被害に遭わないように、分かりやすい話で注意を呼び掛けた。
 同ブロック会長の佐藤正さんや大町署生活安全課の署員が訪れ、紙芝居「はなちゃんの帰り道」や手遊びなどで子どもたちと触れ合った。年少から年長、未満児も含めた63人が、じっと話を聞いていた。
タブレットの授業体験 今夏白馬中に導入県内初

 白馬村の白馬中学校では、県が推進する、情報通信技術・ICTを活用した学力育成事業の一環として、タブレット端末を導入。夏休み明けから1年生全員にタブレットを配布し、3か年計画で全学年生徒1人1台のタブレット端末活用を決定した。6月30日は1年生を対象に、富士通松本支店のスタッフによる、県内初のタブレットを使った出前授業が行われた。
リンゴの木に名札成長願う 松川村観光協オーナー制度開園式

 松川村観光協会は6月28日、村内でリンゴの収穫体験ができるリンゴオーナー制度の開園式を村役場で開いた。都市部などから集まったファンらが農家と契約を結び、リンゴの木に名札を掲げて果実の成長を願った。
信濃大町駅に七夕飾り 市内幼稚園児が短冊飾りつけ

 大町市のJR信濃大町駅(土倉勝彦駅長)に季節の風物詩、七夕飾りがお目見えした。天井まで伸びた見事な枝ぶりのササ飾りが利用客らの目を楽しませている。七夕を前にした1日、東町の大町幼稚園年長児が招かれ、それぞれの願いを書き入れた短冊を飾った。
 短冊は園児が前もって願いを込めて書いた。訪れた15人の年長児たちは、「パパみたいになりたい」「やさしいかんごしさんになりたい」などと書かれた短冊を、丁寧にササの枝に結び付けていた。
形代流しで厄払い 池田八幡神社 夏越の大祓式

 池田町の池田八幡神社で6月30日、初夏の伝統行事「夏越なごしの大祓おおはらい式」が行われた。町内の家族連れなどが参拝に訪れ、人をかたどった紙を川に流す「形代流し」で無病息災を願った。
 神事は半年に1度、行われる大祓の一つ。疫病が蔓延しやすい夏を前に、形代に罪や穢れを込めて川に流し、厄払いをする日本古来の行事だ。八幡神社では以前、形代を焚き上げていたが、昨年から住民が整備した境内の川を使って形代流しを行っている。
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