2015年7月7日(火)付

データ住宅再建参考に 白馬村が被災地の地盤調査

 白馬村は6日、神城断層地震で被災した宅地や畑の地盤調査に着手した。住宅再建に向けた情報提供資料として公表する。初日は堀之内地区田頭で、ボーリング調査が行われた。
 地盤調査は7月いっぱいまで、深さ8bを掘り地層の断面を調べるボーリング調査を堀之内地区で2か所、深さ3bと比較的簡易なスウェーデン式サウンディング調査を堀之内・三日市場・嶺方地区の計14か所で行う。8月には結果を公開する。
喜多郎さん囲み交流 小谷 和太鼓で震災復興支援

 大北地域にゆかりのある世界的シンセサイザー奏者の喜多郎さんを囲む「震災復興支援・太鼓交流会in小谷」(同実行委主催・倉科健一実行委員長)が4、5の両日、小谷村中土の観光交流センター・やまつばきを会場に開かれた。神城断層地震の大北地域の被災者を日本の伝統文化の太鼓演奏で力づけ、地域の元気向上と早期復興を願うイベント。喜多郎さんと交流のある小谷、白馬、大町、松川などの太鼓グループが一堂に集い、太鼓演奏やワークショップで住民と交流した。
池工3年が建築現場見学 あづみ病院新病棟で最前線学ぶ

 県建設業協会大北支部と大町建設事務所はこのほど、池田工業高校建築科の3年生約30人を招き、北アルプス医療センターあづみ病院新病棟の建設現場見学会を開いた。建設業界の人材不足が叫ばれるなか若手技術者の育成を図ろうと、ものづくりの最前線を紹介した。
 生徒たちは建設会社社員の案内で病棟1階と2階を見学。各区画の用途に応じた資材や技術、事故防止のための安全管理などに理解を深めた。
地域の人講師に茶道 りんどう幼稚園 ふれあい参観

 大町市平借馬のりんどう幼稚園(西澤弥恵子園長)はこのほど、園児とその保護者がさまざまな体験を共有し学びあう「ふれあい参観」を行った。地域の人を講師に実施する。ことしは未満児〜年長までの全園児40人とその保護者が参加した。
 地域の人との交流の機会を増やそうと始まり、ことしで4年目。クラスごとに違うプログラムが用意される。
各市町村の精鋭が競う 小谷で大北地区消防ポンプ大会

 小谷村の村営社会体育館駐車場を会場に5日、「大北地区消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会」が開催された。ポンプ車操法の部、小型ポンプ操法の部、ラッパ吹奏の各部に、各市町村を勝ち抜いた5チームが出場し、日ごろの訓練成果を披露した。
県内外から多数参加 北安漁協ニジマス釣り大会 大町

 大町市の北安中部漁業協同組合(猿田勝文組合長)は5日、恒例のニジマス釣り大会を同市高瀬川観音橋周辺で開いた。県内外から100人近くの釣り人が訪れ、同組合が放流したニジマスを次々と釣り上げた。
 同組合は大会前にニジマス300`を高瀬川に放流。午前9時に釣りが開始されると、参加者は思い思いの釣りポイントから、大型の生きのいいニジマスを釣り上げていた。
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