2015年7月17日(金)付

ネパールへ救援金 大町高文化祭の販売売上で

 ことし4月にネパールで発生した地震の復興支援をしようと、大町市の大町高校生徒会・保健委員会の3役は15日、同校文化祭「白嶺祭」でタピオカジュースを販売した売り上げ約3万円を、日本赤十字社のネパール地震救援金に送った。
 同委員会の委員長、副委員長の4人は、文化祭期間には保健衛生部として活動。「国外でも助けを必要とする、自分と同じ年くらいの子がいる」と支援の必要性を感じ、募金活動を決めた。
アウトドア現地から発信 ノースフェイス白馬にオープン

 総合スポーツメーカーのゴールドウィン(本社:東京都)の「THE NORTH FACE GRAVITY(ザ・ノース・フェイス グラヴィティ)HAKUBA」が17日、白馬村にオープンする。四季を通じて白馬の魅力とアウトドアライフスタイルを発信する。
日本の学校生活体験 ニュージーランドの中高生

 小谷村の姉妹都市ニュージーランド・マールボロー地区からの中学・高校生らの訪問団が12日から15日まで、同村を訪れた。14歳から16歳までの少年少女3人と引率教諭1人が来日。ことし3月に、中学生海外研修で同国を訪れた生徒の家庭でホームステイを体験しながら、両国の国際交流を深めた。13日は小谷中学校で生徒とともに日本の授業を学ぶ研修が行われた。
 全校生徒との対面・紹介式が行われたあと、英語や美術、書道の授業を体験し、3年生との交流・給食まで小谷中学校で過ごした。
災害備えポリ袋@ソ理 松川村すずの音ホールで教室

 松川村公民館はこのほど、すずの音クッキング「第1回伝えたい料理教室」をすずの音ホールで開いた。25人が参加し、災害時にも役立つ便利なポリ袋を使った料理に挑戦した。
 生涯学習インストラクターの近藤敏子さんが講師を務め、サバの味噌みそ煮、大根の煮物、あんかけ焼きそば、オムレツ、ジャガイモのきんぴら、ナポリタンの6品をつくった。「災害時には野菜やタンパク質が不足する。缶詰で用意するなど、何か常備しておくといい」とアドバイスした。
夏本番高山植物の競演 白馬八方尾根の鎌池湿原

 白馬村や小谷村で展開中の夏の一大イベント「白馬Alps花三昧」の会場の一つ、八方尾根自然研究路が夏本番を迎えた。ダイナミックな山岳風景の中で、美しく咲く高山植物の花々の競演が、訪れる人の目を楽しませている。
 リフトの終点の鎌池湿原では、初夏の代表的高山植物の一つ、コバイケイソウとニッコウキスゲの群落が花の最盛期を迎えている。コバイケイソウは数年に一度しか咲かないと言われる花。花に詳しい地元関係者によると、ことしは3年に1度の当たり年という。
和紙ちぎり絵展示会 大町総合病院で24日まで

 大町市のしゅんこう和紙ちぎり絵大町教室は24日まで、市立大町総合病院1階売店前の壁面で第35回目の展示会を開催中。風景や花などの植物、静物などを描いた優しい風合いのちぎり絵が利用者らの目を和ませている。
 しゅんこう和紙ちぎり絵は、ちぎることで毛羽が出やすい専用の和紙を用いて描く。水彩画のような柔らかな質感が特徴。真っ白い壁面をにぎやかにと、展示会期間外も常時5点ほどを飾っている。
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