2015年7月21日(火)付

梅雨明け大瀑布≠ナ涼 大町・松川 国営公園に「スプラッシュリバー」
 気象庁が19日に関東甲信地方の梅雨明けを宣言した翌日の20日、大北地域は晴天に恵まれ、入道雲の向こうに青空が覗いていた。大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区では、連休中にオープンしたばかりの乳川の渓流を生かした「スプラッシュ・リバー」で水遊びを楽しむ来園者がにぎわい、訪れた夏本番を楽しんでいた。
 スプラッシュリバーは、幅約50bの「迫力の瀑布ばくふ(滝)」が見ものの河畔広場のビューポイント・大洞下砂防えん堤の下段に、自然の川をそのままに約1000平方bを整備した川遊びエリア。着替えテントや仮設トイレを設置し、安心して川と触れ合える。
オランダ人芸術家八坂小でWS

 大町市の原始感覚美術祭実行委員会(池田武司委員長)はこのほど、八坂小学校でオランダから来日中の空間アーティスト、ヴィム・シャーマーさんによるワークショップ(WS)を開いた。全校児童約40人が自由な発想で絵画や造形に取り組み、独創的なアートの世界を楽しんだ。
 1〜3年生は、木枠のガラス面に塗った白い粉を割りばしで削って絵を描くWSに挑戦。課題は「海中生物の王様」で、魚、カメ、クラゲ、ペンギンなどをガラス面いっぱいに生き生きと描いた。
池田の節目記念し「3割増」 8月1日からプレミアム商品券販売

 池田町商工会は8月1、2の両日、3割の割増しを付けたプレミアム商品券を町内3会場で販売する。町の町制施行100周年、合併60周を記念し、過去の商品券と比べ割増し分を増額、販売数も倍以上に拡大した。
 商品券は1000円券の13枚つづり(1万3000円分)を1万円で6600セットを販売。うち8枚がすべての取扱店で利用できる共通券、5枚が大型量販店以外で利用できる限定券だ。町民か町内に勤務する人を対象に販売。1人限定3セットまで。
 取扱店は小売店や飲食店など128店舗。町中心部で開催中の「晴れるや市」でも使用できる。
高瀬渓谷フェス 大町ダムで多彩な催し 降雨体験機が初登場

 大町市の大町ダム一帯で18日、「高瀬渓谷フェスティバル2015」が開かれた。天候には恵まれなかったものの大勢の親子連れが訪れ、ダム内部見学などの体験型イベントを楽しみながらダムや森林の役割を学んだ。
 ボートによる龍神湖巡視体験は雨のため午前中の運航を見合わせたが、その他のイベントは予定どおり実施。スタンプラリーでは傘を差しながらダム周辺のポイントを熱心に巡る親子連れの姿も見られた。普段入ることのできないダム内部見学、乳川の砂と間伐材によるサンドアート作りなども人気だった。
EV核に観光地活性化 白馬でフォーラム 試乗会も

 全国各地から電気自動車(EV)が白馬村に集結する「ジャパンEVラリー白馬2015」(日本EVクラブ、白馬村、白馬EV推進協議会主催)が18、19の両日、白馬村のHakuba47で開かれた。エコカーならではのクリーンで軽快な走りを楽しみながら、愛好家らが自慢の愛車で白馬に到着。100台余が同村に集い、多彩なイベントを楽しんだ。
 19日はEVを核にした観光地の活性化を考える「白馬EVフォーラム」が開かれた。北海道大学大学院客員教授の小林英俊氏の「ゼロ・エミッション観光」と題した基調講演とパネルディスカッション、タレントのはなさんをゲストに迎えたトークセッションが開かれた。
共同宣言で「交流継続」 大町・立川中学生サミット

 「立川市・大町市姉妹都市中学生サミット」最終日の19日、友情を深めた両市の中学生36人が「共同宣言」を行い、今後も交流を続けていくことを誓った。
 同サミットはことし初めて開催。生徒たちは、18日から1泊2日の日程で、カヌーやそば打ち体験などを通して交流を深めた。
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