2015年7月26日(日)付

神輿巡行で幕開け 大町の若一王子祭り

 大町市の夏の風物詩・若一王子神社例祭の奉祝祭は25、26の両日、市中央通りを主会場に開かれている。境内に合祀される八坂神社の渡御とぎょ祭では、氏子青年会が江戸中期に作られた市有形文化財の旧神輿みこしを担いで通りを練り歩き、祭りの始まりを告げた。
 神輿は大町商工会館を出発、信濃大町駅前で折り返し、神社までを巡行。住民たちが神輿の下をくぐって、無病息災を願っていた。きらびやかな衣装に身を包んだ稚児が引く手車や昭和の神輿も続き、祭りムードを盛り上げた。
被災地白馬で風と駆ける スノーハープクロカン大会始まる

 長野冬季五輪のコースを駆ける、第18回スノーハープ白馬クロスカントリー大会は25日、白馬村神城のスノーハープで始まった。県内外から26日までの2日間で延べ約2400人のランナーが参加し、神城断層地震の被災から復旧したコースを元気に駆けた。
クジラのまちで交流 白馬小が和歌山太地町訪問

 白馬村の白馬北小学校5年生54人が23・24日、姉妹都市の和歌山県太地町を訪問。23日午前、同町公民館で交流会が行われ、太地小学校の5年生21人と対面するなど、町をあげた盛大な出迎えを受けた。

(紀南新聞社提供)
鍛錬の成果競う 大北で青少年柔剣弓道大会

 第53回大北地区青少年柔剣弓道大会(池田松川柔剣道愛好会、池田町弓道会主催)はこのほど、松川村の松川小学校体育館と池田町弓道場で開かれた。小学生から高校生まで約90人が出場し、優勝を目指して日ごろの鍛錬の成果を競い合った。
 大会は武道を通じた青少年の健全育成と選手の技術向上を目指す恒例行事。大北管内のスポーツ少年団や高校などのチームが出場し、各種目の個人戦と団体戦で交流を深めた。
「かまどべんち」製作 池田工高 技術生かし地域防災

 池田町の池田工業高校でこのほど、災害避難時の煮炊きに利用できるベンチ「かまどべんち」の製作が始まった。生徒が文化祭の「全校企画」として、住民の避難所に指定される校内に、ものづくりの技を生かした防災設備を設置する。
 同校は東日本大震災以降、国民の災害への意識が高まるなかで、地域の防災力向上に役立つ設備としてベンチづくりを企画した。
水に触れ自然の恵み実感 国営公園大町・松川 ABNが体験ツアー

 長野朝日放送(ABN)はこのほど、「さわやか自然体験ツアーin安曇野〜親子で探検!安曇野の自然2015」を大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で開いた。県内から小学生親子約80人が参加。渓流での水遊びや体験などを通じ、信州の豊かな自然の恵みを実感した。
トップページ 7月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2015 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.