2015年7月28日(火)付

祭通じ子育て環境体感 市定住促進協 移住希望者ツアー

 大町市定住促進協働会議は26、27の両日、市内への移住希望者を対象にした「信濃大町子育て体験ツアー」を開いた。県外に住む2世帯6人が、子どもからお年寄りまで住民一体となった若一王子祭りを体験し、地域ぐるみで子育てに取り組む大町の魅力にふれた。
いかに安全に楽しむか 信州「山の日」小谷でイベント

 県が制定した「信州山の日」の26日、小谷村栂池高原で「『信州山の日』フォーラムinおたり」と「おたり真夏の雪まつり」が開かれた。雪遊びやステージイベントを楽しみながら、信州の山といかに楽しく安全に付き合うかを考えた。
新たな踊りで盛り上がる 池田あっぱれ会場に熱気

  池田町の夏祭り「第31回池田あっぱれ」(池田ふるさと祭り実行委員会主催)は25日、町役場駐車場で開かれた。ことしは恒例の「あっぱれ踊り」に、町のマスコットをイメージした「てるみん・ふ〜みん音頭」が新たに加わり、住民たちが踊りの輪をつくって地域の夏を盛り上げた。
巨大「てるみん・ふーみん」 池田町100周年 クラフトパークに地上絵

 池田町クラフトパークの斜面に、町制施行100周年・合併60周年にちなんだ地上絵が登場した。「てるみん・ふーみん」の地上絵と合わせて、訪れる人たちの目を楽しませている。
 野外ステージから見渡せる芝生斜面の上側に、「100いけだ」の文字を刈り込んだ、縦4×横12bほどの巨大な地上絵が描かれている。斜面の下側には、芝生を伸ばして描かれた町のキャラクター「てるみん・ふーみん」3体の地上絵がくっきりと浮かび上がる。
夏を彩る伝統行事 大町 若一王子神社で例大祭

 大町市の若一王子神社例大祭の奉祝祭は25、26の両日、市中央通りを主会場に開かれた。県無形民俗文化財に指定される子ども流鏑馬やぶさめや舞台曳ひき揃ぞろえ、約90人の稚児行列などが行われ、夏を彩る伝統行事でにぎわった。

 流鏑馬は各町から集まった園児や小学生10人が馬にまたがり、華やかな衣装をまとって射手を務めた。馬つきの「ハオハオ」の掛け声とともにJR信濃大町駅前や各商店街の奉射場を巡り、的を目がけて矢を放つと、観衆から歓声が響いた。


 初日の宵祭りで行われた舞台曳き揃えでは、市内の舞台6台が一堂に会した。修復が完成し同日に魂が込められた県宝の大黒町舞台も並び、幻想的なちょうちんの明かりの中で、若衆や子どもたちの太鼓や笛の音を中央通りに響かせた。
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