2015年８月２日付

2015年８月２日(日)付

商店街祭り一色に　第37回大町やまびこまつり

　大町市の盛夏の一大イベント、第37回「大町やまびこまつり」（実行委員会主催）は１日、市中央通りを主会場に開かれた。歩行者天国となったメーンストリートでは、鼓笛隊パレードやみこしの練り歩き、和太鼓や吹奏楽演奏など多彩なパフォーマンスが繰り広げられ、商店街を祭り一色に染めた。

子どもがお仕事体験　キッズワークにぎわう

　大町市の大町商工会議所青年部は１日、商工会館隣の特設会場で「おしごと体験ｉｎおおまち　キッズワーク」を開いた。小学生を中心に大勢の子どもが訪れ、地域を支えるさまざまな職業を体験しながら仕事の面白さと大変さを学んだ。
　放送局のレポーター、旅館の仲居、理・美容師、大工、看護師、警察官、消防団など10ゾーンを設けた。

白馬の田園　銀輪走る　全日本学生ロードレース

　白馬村の飯森地区で１日、２０１５年度「全日本学生ロードレースカップ・シリーズ第６戦・白馬クリテリウムラウンド大会」（日本学生自転車競技連盟主催）が始まった。10年目の節目の大会に、全国から集った学生選手が、田園のコースで銀輪を走らせた。２日まで。
　公道を封鎖して短い周回路のコースを作り、自転車で規定周回数を走って得点数を競う競技。白馬は１・６㌔のコースを16周～32周と走る。ことしは過去最多の31チーム２２９人が参加。選手や監督、応援団などを含めると３００人以上が宿泊し、地域のにぎわいにつないでいる。

〝死亡事故多発〟注意を　大町署病院前で啓発活動

　７月31日まで行われた夏の交通安全やまびこ運動期間中に、交通死亡事故が多発したことから、大町署はこのほど、大町市立大町総合病院前で啓発活動を行った。交通事故の被害者、加害者にならないよう、病院利用者に注意を呼びかけた。

手取り合い踊りの輪　大町のれんげ荘で納涼祭

　大北社会福祉事業協会が運営する大町市平野口の救護施設れんげ荘（生活保護適用施設）で７月29日、恒例の納涼祭が開かれた。多くの市民が会場を訪れ、利用者と手を取り合い踊りの輪を完成させるなど盛り上がった。
　れんげ荘の中庭には、盆踊りのやぐらが組み立てられて夜店も並び、炭鉱節ややまびこ音頭などが会場に響いた。地域の子どもたちも浴衣姿などで参加、夕方の涼風を感じながら祭りを楽しんだ。
　同施設と姉妹提携を結ぶ富山県の施設関係者の参加もあった。

笑顔で｢ちびっ子駅長｣　トロリーバス誕生日

　大町市と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルート関電トンネルを走るトロリーバスが運行を開始した昭和39年８月１日を記念したイベント「トロバースデー」が１、２の両日、扇沢駅や黒部ダム駅などで行われている。初日は、同市の八坂小学校の児童４人が「一日駅長」を務め観光客たちを笑顔で出迎えた。

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