2015年8月13日(木)付

体操女子団体全国へ 大町一中県勢29年ぶり

 大町市の大町第一中学校体操部の女子選手5人は、8月21、22日に北海道江別市で開く全国中学校総合体育大会体操競技に出場する。県勢が団体で北信越代表として全国大会に出場するのは29年ぶり。「目指すは優勝」と意気込む。
 出場するのは3年生の松村朱里(14)=平借馬=、斉藤春季(15)=栄町=、北澤璃子(14)=大黒町=、1年生の坂口彩夏(13)=社松崎=、原田野乃花(12)=白塩町=の各選手。ジム・ネット体操教室(甘利道子代表)で練習を積む仲間。昨年は3位。ことしは個人総合でも北信越1位のエース・松村選手に加え、昨年のU―12で活躍した坂口選手など新1年生が入部。7日に福井県で行われた北信越大会で1位となった。
鮮やかなピンクの群落 白馬五竜 シモツケソウ見ごろ

 白馬村を会場に開催されている「白馬Alps花三昧」のメーン会場の一つ、白馬五竜スキー場の白馬五竜高山植物園で、シモツケソウやカライトソウなどのピンク色の花々が見ごろを迎え、8月の植物園を美しく彩っている。
 シモツケソウは山地や亜高山の草地などに生育する日本固有種。シモツケという木があり、花が似ているため、この名が付けられた。同スキー場の斜面で群落が見られる。鮮やかなピンク色で、群落の場所で一面に咲く光景は圧巻。訪れた観光客らは「すごく目をひきますね。とても和みます」と感動しながら見入っていた。
熱戦交流で絆深める 池田町長旗少年サッカー

 池田町サッカースポーツ少年団と同保護者会は8、9の両日、第25回町長旗争奪チャンピオンズ少年サッカー大会を町アルプス広場で開いた。県内外から小学生でつくる13チーム約240人が出場し、白熱した試合を繰り広げながら交流を深めた。
 大会はスポーツを通じた青少年の健全育成と選手の技術向上を目指す恒例行事。ことしは25回の節目や町の町制施行100周年を祝い、出場チームに記念ボールを贈った。
 出場チームは予選リーグと決勝トーナメントで、優勝を競った。地元池田町サッカースポ少は予選リーグを1位で突破し、「チャンピオンズ」トーナメント戦に進出、3位入賞を果たした。
カヌー体験満喫 中信スポ少が交流会 木崎湖

 県体育協会スポーツ少年団と中信地区スポーツ少年団連絡協議会は9日、中信スポ少交流会を大町市の木崎湖で開いた。中信各地の各スポーツ競技の団員が、カヌー体験を通じて交流を深めた。
 B&G海洋センター艇庫前には、市内や小谷村、松川村、安曇野市、松本市、塩尻市から、小学3年生から高校生までの団員や指導者ら45人が参加。カヌーの各部の名称やパドルの使い方、万が一水に落ちてしまった際の対応など、基礎から学んだ。同日は好天に恵まれ、参加者たちはパドルをこいで沖まで繰り出し、夏の湖畔を満喫した。
住民参加の結婚式提案 大町 桂由美さん「恋人の聖地」視察

 全国からプロポーズにふさわしい場所を選ぶ「恋人の聖地プロジェクト」の選定委員で、ブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが11日、認定地の大町市を訪れ牛越徹市長と会談した。恵まれた地域環境を生かし、住民参加で盛り上げる結婚式を提案した。
 桂さんは、結婚式ではかつて花嫁姿が地域にお披露目され、次代のあこがれになっていたと指摘。高額な費用などから式を敬遠する若者が増えるなか、地域の魅力を生かし住民が祝福する「ふるさとウエディング」を提唱している。鷹狩山山頂の恋人の聖地銘板や黒部ダムを視察し、「日本の良さを感じられるすばらしい場所。黒部ダムや鷹狩山で式を開いては」と話した。
 牛越市長は「結婚式は地域の行事。住民に夢を与える機会として、地域で盛り上げることが重要かもしれない」と応えた。
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