2015年8月28日(金)付

震災復興願い心一つに 聖白馬教会 サックスコンサート

 白馬村の聖白馬教会でこのほど、神奈川県を中心に音楽活動を行っているサキソフォーン奏者、丸山胤幸さんによるクラシカルサキソフォーンコンサート「メヲトジレバイヤシノセカイ」が開かれた。丸山さんは次世代の音楽家を養成するため、妻で声楽家の丸山智也子さんとともに毎年夏に白馬での音楽合宿を行っている。
 コンサートは白馬の人々に感謝をこめて、合宿生の成果を披露しようと毎年実施。ことしも大勢が来場し、丸山さんの指導を受けた若い音楽家たちの、熱のこもった演奏を楽しんだ。
きれいな山で迎えたい 白馬岳 賛助会がごみ拾いボラ

 白馬村の県長寿社会開発センター大北地区賛助会白馬グループ(丸山高会長)は25日、白馬岳登山口の村営猿倉荘周辺で、ごみ拾いボランティアを行った。夏山シーズンでにぎわった山に感謝を込め、秋に向けて気持ち良く山を楽しんでもらおうと、5年前から実施している地域貢献事業。多くの会員が参加し、作業に汗を流した。
「セルフ祭」で表現爆発 大阪から大町に遠征

 大阪市・通天閣の足元にある繁華街「新世界市場」で繰り広げられている、何でもありの表現イベント「セルフ祭まつり」が21〜23日、大町市に遠征≠オてきた。「自分で自分(セルフ)をまつる」をモットーに、自然豊かな木崎湖畔で地元住民を巻き込みながらパレードや演芸大会を展開した。
 開催中の「信濃の国 原始感覚美術祭2015」の一環で、美術作家・船川翔司さんらが初企画。神や仏、妖怪も登場する仮装パレードや奇想天外で飛び入り参加OKの大演芸大会などで、一般市民も交えてそれぞれの表現力を開放した。
バザー売上金など寄付 水土里ネット 被災地美麻へ

 大町市の「水土里ネットおおまち地域用水対策協議会」は25日、神城断層地震の被害にあった同市美麻地区に義援金を贈った。
 義援金は、同市平の越荒沢堰せぎ親水広場で22日に開いた恒例のふれあいイベント「土・人・水」で、初めて開催した農産物バザーの売上金全額や募金の収益あわせて2万3990円。
 同協議会庶務担当代表理事の宮田哲二さんが市役所を訪れ、牛越徹市長に義援金を手渡した。
子どもに触れリラックス 八坂すこやかタッチセラピー

 大町市八坂公民館が主催する子育て学級「すこやか広場」は24日、同市常盤泉でリフレクソロジーなどを行うサロン「嬉庵みるいで」を営む松島明子さんを講師に招き「タッチセラピー」を行った。
 本年度はゼロ歳〜未就園の乳幼児16人とその保護者11人が登録。この日は生後7か月〜3歳までの子どもが参加した。松島さんの指導の下、母親たちは足裏や耳などのセルフマッサージでリラックス。子どもへのマッサージや母親同士ペアになってのマッサージも行った。
正調安曇節の踊り方記録 松川 保存会がDVD製作

 松川村の正調安曇節保存会(梨子田公雄会長)は27日、民謡「正調安曇節」の踊り方を記録したDVDの完成を発表した。正調安曇節90周年の節目にあわせ、地域の伝統文化継承につなげようと、目と耳で学ぶ教材を製作した。28日から村役場と村すずの音ホールで販売する。
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