2015年8月30日(日)付

被害想定し意識高める 大町市で地震総合防災訓練

 大町市の地震総合防災訓練が29日、平運動場を主会場に開かれた。神城断層地震で大きな揺れを感じた同地区で、関係者や平地区住民など約400人が参加。訓練の詳しい内容を知らせない「ブラインド方式」で、本番さながらの実践的な訓練に臨んだ。
 訓練は、糸魚川静岡構造線を震源域としてマグニチュード7と8の2度の地震が発生し、市内全域に被害があったと想定。被災状況を収集しながら、土砂に埋まった車両からの救出や道路復旧、物資搬送などが行われた。
世界の頂点めざし熱戦 ジャンプサマーグランプリ白馬で

 ノルディックスキージャンプの国際大会、「2015FISサマーグランプリジャンプ白馬大会」は29日、白馬村の白馬ジャンプ競技場で開幕した。ソチ五輪出場選手らを含めた世界のスキージャンプ強豪42人が集い、日本勢12人も活躍し、世界の頂点を目指し熱戦を繰り広げている。
商店街めぐり地域学ぶ 池田小3年 社会科授業で

 池田町の池田小学校3年生35人は26日、社会科の時間に、町中の商店街をめぐるフィールドワークを行った。8つのグループごとに各店舗について調べ、自分たちの住む地域について学んだ。
自己ベストめざし熱戦 白馬村で陸上選手権大会

 「第36回白馬村陸上選手権大会」(白馬体育協会主催)がこのほど、白馬中学校グラウンドで開かれた。小学生から一般までの村民や、大北地域在住者と出身者ら、幅広い世代の300人余りが参加。北京で繰り広げられている世界陸上に負けじと、トラック種目とフィールド種目で自己ベストめざして熱戦を繰り広げた。
福島の現在と未来知る 大町リノプロでトーク

 大町市のJR信濃大町駅近くの空き店舗活用施設・大町リノプロでこのほど、トークセッション「福島の過去・現在・未来とジブンごと」が開かれた。東日本大震災と福島第1原発事故の被災者や行政関係者、被災地の復興と課題を芸術を通して表現する芸術・文化関係者などが、それぞれの立場で福島の今と未来を語った。
地震から住民の安全守る 大町警察署 防災の日にあわせ訓練

 大町署は27日、「防災の日」(9月1日)にあわせた防災訓練を開いた。全署員が大規模地震の発生に備え、住民生活の安全を守ろうと、停電した信号機の復旧や放水訓練など災害への対応方法を共有した。
 訓練は糸魚川―静岡構造線に起因する震度6弱の地震が午前7時に発生したという想定で実施。緊急時の連絡系統を確認し、発電機を使った信号機の点灯や署内からの留置人の避難などを実践した。
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