2015年9月10日(木)付

発見から20年龍彦ちゃん追悼 大町市音楽家や支援者冥福祈る

 オウム真理教幹部信者らによる坂本弁護士一家殺害事件で、大町市平日向山に遺体を埋められた長男・龍彦ちゃん=殺害当時1歳2か月=の追悼行事が9日、高瀬渓谷緑地の慰霊碑前などで営まれた。龍彦ちゃんが見つかった20年前の平成7年9月10日と同じ雨空の下、弁護士と親交のあった音楽家や支援者が参列し、天国にいる一家の冥福を祈った。
「中学生記者」取材に挑戦 大町仁科台中2年生が職場体験

 大町市の仁科台中学校2年生(143人)は9、10の両日、市内を中心とした各事業所で職場体験を実施している。大糸タイムス社には3人が訪れ「中学生記者」として新聞づくりを学んだ。
 3人は本紙記者に同行し、病院や飲食店で職場体験する同級生を取材した。ノートやカメラを手に、「取材相手に興味を持つ」という本紙記者のアドバイスを心がけ、職場体験にこの場所を選んだ理由や苦労など次々と質問し、真剣な表情でペンを走らせていた。
生活再建への第一歩 小谷 被災者向け住宅が着工

 小谷村中土で9日、神城断層地震による被災者向け公営住宅の戸石と長崎地区の建設工事が着工した。家に帰ることができなくなった被災者の生活再建に向けた第一歩となった。
 同日、業者主催の合同地鎮祭が戸石の建設現場で行われ、松本久志村長や業者らが鍬入れなどの神事で安全な工事を祈った。
全村民対象自宅でも参加 白馬村で地震総合防災訓練

 白馬村で6日、北部トレーニングセンターを会場に地震総合防災訓練が行われた。昨年の神城断層地震をふまえ、初の試みとして全村民を対象に、住民が自宅で参加できる「シェイクアウト訓練」と、役場職員を対象とした初動対応訓練を実施。災害の教訓を生かした実践的訓練で地域住民の防災力と危機管理能力を高めた。
「神道と年中行事」学ぶ 新池田学問所こがね塾

 池田町公民館はこのほど、「新池田学問所 こがね塾」の公開講座「神道と年中行事」を開いた。塾生約60人が参加し池田八幡神社の宮司・平林秀文さんを講師に、神道の原点について学んだ。
大町プチタフィタ準優勝 松本 ガールズエイトサッカー

 大町市の女子サッカーチーム「FC大町プチタフィタ」はこのほど、松本市で開催された第13回ガールズエイト(U―12)サッカー県大会(県サッカー協会主催)で準優勝した。決勝戦はPKでの惜敗とあって、チームは「悔しさをバネに次の県大会で頂点を目指す」とリベンジを誓っている。
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