2015年９月16日付

2015年９月16日(水)付

美麻･白馬に復興の音楽　中西圭三さんチャリティーコンサート

　昨年11月の神城断層地震で家屋倒壊など甚大な被害に見舞われた大町市美麻や白馬村で15日、数々のヒット曲を持つシンガーソングライター中西圭三さんの復興支援チャリティーコンサートが開かれ、復興を願う音楽が被災地に響いた。
　同コンサートは、中西さんが昨年８月の美麻夏まつりに出演したことが縁。中西さんが東日本大震災後、コンサートを通じた被災地支援活動を展開していることを知った、みあさ保育園や白馬幼稚園の保護者らが開催を依頼し実現した。

｢敬老の日｣前に祝賀訪問　大町市　100歳以上市内26人に

　21日の「敬老の日」を前に、本年度１００歳以上となる大町市内の高齢者のもとを15日、牛越徹市長が訪問し、健康長寿を祝った。本年度、大町市では新たに12人が１００歳を迎え、合わせて26人となった。

世界レベルの技術学ぶ　元日本代表　釜本さんらサッカー指導　白馬

　スリーボンド（本社・東京都八王子市）が主催する｢ＴｈｒｅｅＢｏｎｄ　Ｐｒｅｓｅｎｔｓ　ＫＡＭＡＭＯＴＯ　Ｕ-12　Ｆｏｏｔｂａｌｌ　Ｔｏｕｒｎａｍｅｎｔ　ｉｎ白馬」が12日、白馬村岩岳の西山グランドを会場に開かれた。大町市の大町ＦＣほか、諏訪や長野市から６チーム、１００人余りが参加。元日本代表の釜本邦茂さんと遠藤彰弘さんが指導する、サッカークリニックが開かれ、世界レベルの指導者からテクニックやサッカーの楽しさを学んだ。

ささらで五穀豊穣祝う　小谷　千国諏訪神社で例祭

　小谷村千国の千国諏訪神社で12、13の両日、例祭が開かれた。同祭りは別名「ささら祭り」と呼ばれる奇祭として有名。13日に行われた本祭りでは、村の若者有志が、竹の先を細かく割ったささらと男根を模った棒を持ち、ひょっとこのお面をかぶったユニークいでたちに身を包んで登場。ささらをすり合わせながら若い女性や子どもを追いかけ、祭り行列とともに集落内を練り歩いた。

｢村民号｣列車ツアーで親睦　松川駅の開業100周年記念

　ＪＲ大糸線信濃松川駅の開業１００周年を記念した、松川村民対象の東京ツアー「村民号」が14日、開かれた。家族連れなど87人が参加し、ゆったりとした電車の旅を楽しみながら、住民同士の親睦を深めた。
　ツアーはＪＲの団体専用列車「いろどり」号６両編成を貸し切り、往路が松川駅と新宿駅間を約５時間40分で結んだ。乗客が早朝から松川駅構内で列車を待ち、到着すると先端部に掲示された「村民号」の文字を入れて記念撮影していた。

暗闇に幻想的な姿　黒部ダムがライトアップ

　大町市プロモーション委員会は12日夜、立山黒部アルペンルートの「黒部ダム」のライトアップと星空鑑賞会を開いた。全国から抽選で選ばれた約１２０人が、普段見ることのできない、暗闇に浮かび上がったダムの姿を楽しんだ。

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