2015年10月1日(木)付

白馬小谷に1億2000万円以上 神城断層地震の義援金締め切り

 神城断層地震で被災した白馬村・小谷村で、義援金の受け付けが9月30日に締め切られた。被災から10か月の間に、両村合わせて1億2000万円以上の善意が復興を願って寄せられた。
 白馬村では24日現在で8400万円余り、小谷村では30日昼ころまでに4300万円余りの金額が確認されている。
中西圭三コンの収益金 白馬高有志被災した白馬 小谷へ

 神城断層地震で被災した白馬村でシンガーソングライター・中西圭三さんのチャリティーコンサートを開いた白馬高校の生徒有志による実行委員会は9月29日、コンサートで集まった収益金と募金の計118万1583円を被災した白馬村・小谷村に義援金として寄付した。
 コンサートは15日にウイング21で開かれ、会場の500席が埋まった。生徒たちは復興を願い、生徒会を中心に約30人の実行委員会を組織。約100社におよぶ地域企業から協賛を集めて運営費を賄い、入場料を義援金に充てた。当日の来場者からも募金を募った。
安心安全のバイブル贈る 日本公衆電話会長野支部  大町西小児童に

 日本公衆電話会長野支部は9月29日、大町西小学校の児童に、同会が作成した事故や犯罪、災害から身を守る術をまとめた「こども手帳」などを贈った。同会役員の坂井靖徳さんらが同校を訪れ「しっかりと読んで身を守ることを学び、元気よく学校に通ってください」と児童代表に手帳を手渡した。
39回ちなみ「サンキュー企画」 池田 高瀬中文化祭2、3日に

 池田町の高瀬中学校(中村一郎校長・274人)は、10月2、3日に一般公開する「第39回高瀬祭」に向け、着々と準備を進めている。テーマは「瞬彩〜この瞬間、全てに彩りを〜」。一瞬一瞬に自分たちで彩りを加えて祭りを創り上げたいという願いを込めた。
花々眺めうっとり聞き入る 大町ラカスタ ケ・セラが恒例のコンサート

 大町市常盤のアルペンローゼは9月27日、ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデンでチャリティーコンサートを開いた。松本市で活動する楽団「ケ・セラ」が登場し、季節の花々が咲き乱れる庭園で、来場者約50人が癒やしのひとときを過ごした。
 ケ・セラは、知的ハンディキャップを持つメンバーで構成。松本市を中心に県内各地で、精力的に演奏活動を行っている。同所では、ことしで8回目の演奏を迎えた。
多彩な催しで交流 白馬五竜 サンロクフェス

 白馬村の白馬五竜スキー場エスカルプラザ前を会場に26日、「ハクバサンロクフェス」(同実行委員会主催)が開かれた。山間地を走る「白馬東山トレイルCUP」や、世界最高峰アウトドア・ドキュメンタリー映画祭「バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル・イン・ジャパン2015」ほか、フリーマーケットやワークショップなど、朝から夜まで多数の催しを実施。快晴に恵まれ国内外から幅広い世代が訪れ、白馬の自然の中で交流した。
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