2015年10月9日(金)付

「黒部やまうた」後世に 音源見つかり楽譜作成成功

 歌詞以外に具体的な情報がなかった黒部ダム建設後に作られたとされる山歌「黒部やまうた」の音源が見つかりこのほど、楽譜作成に成功した。市民から寄せられた歌詞をもとに、大町商工会議所の内山博専務理事が中心となり昨年の1月から調査を開始し、約1年10か月かけ楽譜作成にこぎつけた。「後世に歌い継げる。この山歌を通じ山岳文化都市の大町をさらに発信したい」と感慨深い表情を浮かべた。
タブレット端末で学び深める 白馬中学校で公開授業

 白馬村の白馬中学校で8日、ICT(情報技術)を使った公開授業が行われた。県内でもモデル的にいち早く授業にタブレット端末を導入した授業の実践が視察された。
村の震災復興に役立てて 花・白馬実行委が見舞い金

 白馬村白馬町で8月に開いた夏祭り「YOSAKOI・花・白馬」の実行委員会(風間雅裕実行委員長)と地元青年団の白馬町愛きょう会(横川裕章会長)は6日、神城断層地震の復興に役立ててほしいと、被災した同村に見舞い金を贈った。
 見舞い金はイベントの会計や愛きょう会の提供した屋台の売り上げ、会場での募金などを合わせた2万1540円。村の義援金は9月末で締め切ったため、見舞い金という形で贈った。
孫たちの活躍に目細め 小谷保育園で祖父母参観

 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)でこのほど、祖父母参観が行われた。お年寄りといっしょに遊ぶことで、高齢者に対する親しみを持ったり、思いやりの心を育てようと、毎年行われている。祖父母は園児とともに工作や遊戯を楽しみながら楽しいひとときを過ごした。
しゅんこう和紙ちぎり絵展 大町 ギャラリーいーずらで13日まで

 大町市のしゅんこう和紙ちぎり絵松島サークル(松島濱乃代表)は13日まで、仁科町のギャラリー・いーずらで第20回作品展を開催中。メンバー14人が1年間に手がけた新作を中心に52点を一堂に展示した。
色鮮やかに染まる山肌 白馬 八方尾根で紅葉ピーク

 白馬村の八方尾根で紅葉がピークを迎え、美しい景色を楽しもうと登山者やトレッキング客でにぎわっている。
 八方尾根一帯は中部山岳国立公園内にあり、ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池まで行く八方尾根自然研究路は、眺望に優れ、高山植物の宝庫。秋は「錦秋」の名にふさわしい、赤や黄色の錦の織物のような美しい景観が楽しめる。
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