2015年10月11日(日)付

未来へ輝け池田町 式典で100年の節目祝う

 「ありがとう100年 未来へ輝け池田町」。
 池田町は10日、町制施行100周年・合併60周年記念式典を高瀬中学校体育館で開いた。「未来の池田町」と題した地元小中学校代表者による意見発表に、来場者たちは胸を打ち、さらに豊かな郷土を次世代に引き継ぐ決意を節目に誓った。
豊かな暮らし提案 大町 市民ふれあい広場

 大町市で10日、子育てや健康、生活など幅広い分野の団体が交流する市民ふれあい広場(同実行委員会主催)が市文化会館周辺で開かれた。会場にブースを設けた市内52団体は、販売や体験、活動発表など通じ、豊かな暮らしを提案。歌などのステージもあり市民交流の集いは盛り上がった。
ことしは大網地域も参加 小谷土谷の住民糸魚川で信越交流

 小谷村土谷地区住民が8日、新潟県糸魚川市の根知地区を訪れ、交流した。両地区は花で地域を盛り上げようという活動を展開。小谷村の地域おこし協力隊や集落支援員と、糸魚川市の中山間地域集落みまもり隊員が、信越交流の塩の道を通じて昔から交流の深かった隣接市村の連携を深め、広域的な活性化につなげていこうと呼びかけ、昨年から実施している。ことしは大網地域の住民も加わり、地域間の交流の輪が広がった。
村内の産業施設を視察 小谷 中国の就業体験研修生

 日中国際交流促進を目的に、県が窓口となって中国の大学生をインターンシップ(就業体験)として受け入れている小谷村でこのほど、視察研修会が行われた。従来は関係者による歓迎会や激励会などを開いていたが、村内の産業施設の視察を初めて企画した。
育てた米喜びの収穫 松川小3年生が農業小で

 松川村農業委員会・営農支援センターが主宰する安曇野まつかわ農業小学校で7日、松川小学校3年生82人が、無農薬・アイガモ農法で育てた古代米白毛モチを収穫した。秋晴れの空の下、鎌を片手に収穫の喜びを味わった。
 農業委員会長・農業小学校校長の遠藤喜郎さんが、「1つのモミに155個の実がついていました」とイネの繁殖力を紹介。応援に駆けつけた同センター職員や農業委員らが、鎌の持ち方や刈り方などを指導した。
紅葉映え幻想のお船神事 安曇野市の穂高神社奥宮例祭

 安曇野市穂高の穂高神社は8日、恒例の奥宮例祭お船神事を上高地の明神池で行った。青空に穂高連峰がそびえ立つ上高地は例年より1週間ほど早く木々が色づき始め大勢の観光客でにぎわい、明神池端を国内外の見物客がぎっしり埋め尽くした。2そうの船がこぎだされ、厳かな雅楽が流れるなか、宮司と紅白の衣装のみこの姿が湖面に映え、幻想的な世界が出現した。
トップページ 10月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2015 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.