2015年10月15日付

2015年10月15日(木)付

北京五輪へ白馬から学べ　中国観光主席やメディアが視察

　中国への県内観光情報発信に向け、中国国家観光の駐日トップ関係者やメディアが県内に視察に訪れている。初日の13日は白馬村の白馬ジャンプ競技場を訪れ、開催が決まった２０２２年北京冬季五輪に向けて、長野五輪関連施設を視察した。
　訪れたのは中国国家観光局処の張西龍首席代表や中国の駐日観光・主要メディア関係者11人。ジャンプ競技場やスノーハープなどの建設や運営について、白馬村での経験を学んだ。

企業研修の成果発表　池工版デュアルシステム

　池田町の池田工業高校はこのほど、地元企業と連携したカリキュラム「池工版デュアルシステム」の中間発表会を開いた。３年生17人が研修先の職員らを前に、社会に出て学んだ成果を発表した。

｢ぱぴるす｣コンサート盛況　特養老ライフ松川で秋祭り

　松川村の特別養護老人ホーム「ライフ松川」で10日、秋祭りが開かれた。約70人の施設利用者の他、家族や地域住民などが大勢集まり、コンサートや職員手作りの出店や出し物を楽しんだ。
　コンサートには、シンガー・ソングライターの中村雅彦さん率いる４人組フォークユニット「ぱぴるす」が出演。中村さんが所属した「わさびーず」のヒット曲「信濃の人とお茶のお話し」などご当地ソングから、往年の歌謡曲も披露した。

秋色の山里満喫　池田　広津紅葉トレッキング

　池田町や町観光協会などでつくる北アルプス展望ウオーク実行委員会は11日、広津紅葉散策を旧広津小学校グラウンドをスタート地点に開いた。小雨混じりのあいにくの天候にも、県内外から約60人が参加。町ガイドマスター会のメンバーを案内人に、石造百体仏像や北足沼阿弥陀堂など６㌔のコースを５時間程度かけて歩き、秋色に染まりつつある山里を楽しんだ。

命の大切さ･思いやり感じて　小谷保育園で人権啓発

　小谷村と大町人権擁護委員協議会、長野地方法務局大町支局はこのほど、人権啓発活動を同村小谷保育園で開いた。絵本の読み聞かせや、ビデオ上映、人権イメージキャラクターの「人ＫＥＮまもるくん・あゆみちゃん」との交流で、園児たちに命の大切さや思いやりの心を伝えた。

秋晴れに三段紅葉　初冠雪の白馬三山くっきり

　秋晴れとなった14日、北アルプスの白馬三山は白く雪の積もった山頂をあらわにした。ふもとの白馬村からは山頂の冠雪、中腹の紅葉、山裾の緑と、見事な三段紅葉が楽しめていた。
　白馬山頂で山小屋を経営する白馬館によると、初冠雪が観測されたのは２日ほど前だが、あいにくの曇天で雲の切れ間からちらりとのぞいたほど。晴れた空にはっきりと山が見えたのは同日となった。

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