2015年11月10日(火)付

神城断層地震の分布図公表 体感震度差断層で明瞭

 昨年11月22日に発生した神城断層地震の調査を行う、信州大学震動調査グループ(代表=小坂共栄信州大学山岳科学研究所特認教授)は9日、住民アンケートをまとめた「体感震度分布図」を公表した。断層東側から長野盆地にかけて震度が高い地域が広がっていることや、白馬村堀之内地区や大町市美麻川手地区周辺と、断層西側の地域では体感震度が明瞭に変わることなど住民が感じた、震度の実状が明らかになった。
地域へ感謝の気持ち 大町幼稚園児「リンゴのお届け」

 大町市東町の大町幼稚園(早川民次園長)の園児たちが6日から、近隣施設への「リンゴのお届け」を行っている。実りの秋への感謝の気持ちを、日ごろお世話になっている地域の人へも届けようと毎年行う恒例行事。ことしは53人の全園児が警察署や駅、図書館、医院や郵便局などをまわる。
大北の魅力伝える創作舞台 16年ぶり復活公演「祭in大町・北安曇Againふたたび」

 大北地域に伝わる民俗芸能でつくり上げる創作舞台「祭in大町・北安曇Againふたたび」が8日、大町市文化会館で開かれた。16年ぶり11回目となる復活公演に1000人を越える観客が詰めかけ、大北の魅力を実感した。
 太鼓や神楽、囃子はやしなど地域に継承される民俗芸能が次々とステージで演じられた。出演35団体含め総勢約450人のスタッフが寝る間も惜しみつくり上げた創作舞台は、集まった多くの観客の感動を呼び、拍手が鳴り止むことはなかった。
大町「食とアート」 芸術祭で地域資源発見へ 平成29年開催へシンポ

 大町市を中心に平成29年春の開催を計画する「信濃大町 食とアートの廻廊」実行委員会は8日、大町商工会議所でシンポジウム「なぜ国際芸術祭を地方で開催するのか?」を開いた。関係者や市民100人以上が来場。国内外で活躍する美術家やアートディレクターが、地方から世界へ発信する芸術文化活動の展望と課題について意見を出し合った。
一日消防士が街頭啓発 秋の火災予防運動15日まで 大町

 「119番の日」の9日から、秋季全国火災予防運動(15日まで)が始まった。大町市のベイシア大町店では、北アルプス広域大町消防署の署員や一日消防士が街頭啓発を行い、住宅用火災報知機の設置や火災への注意を呼びかけた。
暴力、事故のない村に 松川 村民大会で決意新たに

 平成27年度松川村暴力追放交通安全村民大会(村・村防犯協会・池田松川交通安全協会松川支部主催)が8日、すずの音ホールで開かれた。関係者約200人が一堂に集い、安心安全な村づくりに向けての連帯意識と絆を深めた。
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