2015年11月17日(火)付

学校周辺の落ち葉拾い 大町高校伝統の美化活動

 大町市の大町高校は13日、地域貢献など目的とした伝統の地域美化活動を学校周辺で行った。約80人の生徒が参加し、イチョウ街路樹の落ち葉拾いを中心に汗を流した。
 同校生徒会清掃委員会が中心となり実施。各クラス6人以上の参加を呼びかけた。生徒たちは、放課後の肌寒い中の作業にも、熊手や竹ぼうきを手に沿道の落ち葉を黙々とかき集めていった。
 同校の地域美化活動は、生徒の自発的な活動で十数年前から続く。春は草刈り、秋は落ち葉拾いを行っている。
大町三蔵伝統の「松尾様」 杜氏、蔵人が酒造りの成功願う

 大町市内の酒造会社3社(三蔵)は13日、若一王子神社の境内にある松尾社で合同の例祭「松尾様」を行った。毎年の酒造りが始まる時期に、安全に、良い酒ができるように願う神事。
 ことしの例祭には三蔵の杜氏、市野屋商店・村山大蔵杜氏、薄井商店・松浦宏行杜氏、北安醸造・山ア義幸杜氏と、すでに各社に蔵入りしている蔵人の計10人が参加した。
秋の収穫喜びの体験 松川村のリンゴオーナー

 松川村観光協会が行う「リンゴオーナー制度」で、村内の農園は14、15の両日、統一収穫日を迎えている。県内外から訪れたオーナーやその家族が、たわわに実った「ふじ」をもぎ取り、収穫の喜びを体験した。
 オーナー制度は村観光協会が、地域外の住民に特産品を通じて松川と親しんでもらい、観光PRにつなげようと行っている。ことしは都市部の住民を中心に135人が、村内6農園と契約を結び、リンゴの木のオーナーとなった。
震災教訓防災に地域の力 神城断層地震から1年大町で訓練

 神城断層地震の被災から1年が近づく15日、大町市は住民参加型の秋季火災予防運動訓練を八坂支所で開いた。八坂地区の住民約50人や、指導する消防団ら約100人の合わせて150人が参加。救出・消火・救護・救命の各ブースを体験し、被災時に役立つ知識を身に着けた。
七五三の晴れ舞台応援 装道きもの学園着崩れ直すボラ 若一王子神社

 装道礼法きもの学園の公認講師2人が15日、「七五三」の参拝客でにぎわう大町市の若一王子神社で、着物の着崩れを直すボランティアを行った。和服になれない子どもたちの襟を整えたり、帯を締め直したりと晴れ舞台を応援した。
統合控えた母校で交流 大町北高サッカー部OB会初開催

 大町北高校サッカー部OB会(平林一彦会長)は15日、設立後初めて同校で開かれた。大町高校との学校統合を来年度に控え、県内外から集まった約50人が現役の部員とのフットサルなどを楽しみながら、母校との別れを惜しんだ。
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