2015年11月28日(土)付

大町女子4選手健闘誓う 松商学園サッカー部全国へ

 松本市の松商学園高校サッカー部女子に所属する大町市の選手4人が、第24回全日本高校女子サッカー選手権大会(兵庫県、1月3〜10日)に出場する。チームの主力選手として、「地元に勝利を報告したい」と健闘を誓った。
 4人は2年生のMF・佐野陽菜選手(16)=社=と同じく竹下雪杏選手(16)=平、1年生のGK・永島さりな選手(15)=常盤、DFの平林菜香選手(15)=平=だ。いずれも市内のクラブチーム・FC大町タフィタで練習を積み、強豪の松商学園に希望して進学した。
 面川辰雄監督によると、佐野選手はボランチとして、視野の広さやボールさばきの良さを生かした試合のコントロールが期待される。竹下選手は独特なリズム感で相手の意表を突いた攻撃が得意だ。永島選手は判断能力に優れ、身長の低さを補うキーパーテクニックが持ち味。平林選手は身体能力が高く、足の速さを守備に生かす。
宿泊客の思い出づくり 白馬ハイランドホテル 初の野沢菜漬け体験

 冬の気配が近付き、各地で初冬の風物詩、野沢菜漬けにいそしむ姿が見られている。
 白馬村の白馬ハイランドホテルで25、26の両日、宿泊客による初の「野沢菜漬け体験」イベントが行われた。同ホテルでは宿泊客らの食事にホテルで漬けた野沢菜漬けを提供しているが、その味が好評で「作り方を知りたい」「家庭でも味わいたい」という要望が多かったことから、県の特産品を広く全国に発信し、おもてなし向上につなげようと、初めて企画した。ホテルの広報誌で参加を募ったところ、開始と同時に予想を上回る申し込みがあり、2日間にわたって実施した。
村民の提案事業化 小谷 総合戦略策定へ審議会で議

 小谷村の地方創生を進めるための「小谷村総合戦略」の策定に向け、村振興計画審議会で議論を進めている。コンサルタントを挟まず、村民から募った提案を事業化して盛り込んでいく。26日、3回目の会合を村役場で開き、素案策定に向けて部会ごとに事業を検討した内容を報告した。
 同計画は人口減少の中で、地方創生に特化した5か年計画。村民からは山菜など特産品の活用や雪の利用価値の創出、共働きに対応できる子育て支援、若者・女性向けの観光創出、先駆的な高齢者生活支援体制などの提案があり、審議会でそれぞれの事業可能性や位置づけを話し合った。
 審議会は10月に初会合を開催。地域資源活用による雇用創出と交流・定住、結婚・出産・子育て環境、安心で持続可能な村づくり―の3班の部会に分かれ、提案の内容を吟味している。
冬を健康に過ごす運動 池田こがね塾講座最終回

 池田町公民館は24日、平成27年度新池田学問所「こがね塾」公開講座の最終回「冬を健康に過ごすためのちょこっと運動のコツ」を開いた。75歳以上の塾生ら約20人が参加し、脳トレも兼ねた筋トレと転倒予防運動を行った。
 地域おこし協力隊として、町のスポーツ振興に携わる川田諭さん(29)が講師を務めた。平均寿命と健康寿命について触れ、「誰かの手を借りて生きていく年月はなるべく短い方がいい。健康寿命を延ばすには、普段から筋力と体力を維持するのが大事」だと伝えた。
大根「うんとこしょ!」 松川南保園児が収穫

 松川村の松川南保育園(榛葉啓子園長)は24日、冬野菜の収穫作業を村営農支援センターと農業委員会が主宰する「安曇野まつかわ農業小学校」のほ場で行った。年少から年長児の約80人が参加し、収穫の喜びを味わった。
 園児たちは、大きな大根を2人一組で引き抜いた。「うんとこしょ」と掛け声をかけて、懸命に引っ張った。身の丈ほどもある大根が抜けると、「大きい」「重たーい」と歓声をあげた。
日頃の学習成果を披露 ギャラリー・いーずらで市内学校展

 大町市仁科町のギャラリー・いーずらで27日、市教育委員会が主催する「市内学校展」が始まった。30日までは、大町北高校の生徒が書道作品160点を展示。普段の部活や授業での学習成果を個性豊かに披露している。
 大町北高は、書道部員10人と、書道の授業を選択する1〜3年生の作品を展示。書道部は中国古典からの引用文を、点や線の筆遣いに集中して丁寧に臨書した作品を掛け軸にした。一般生徒の作品も個性的な面白さがあり、1年生はえとの「猿」を年賀風にレイアウトした作品を並べた。
 開場は午前10時〜午後5時(最終日は4時半まで)。入場無料。
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