2015年12月4日(金)付

大町でもスキー場開き 鹿島槍12日、ヤナバ、爺ガ岳19日から営業

 大町市にもまもなく冬の観光シーズンが到来する―。同市平の鹿島槍スキー場開きが3日、行われた。同スキー場は12日に営業開始を予定。市内ではヤナバスノーパークと爺ガ岳スキー場が19日にオープンを予定。ほぼ例年のオープンと同時期で、冬期観光を通じた入り込みや地域活性に期待がかかる。
安心安全なスキー場に オープン目前リフトで救助訓練 白馬岩岳

 本格的なスノースポーツシーズンの到来に合わせ、白馬村・小谷村・大町市のスキー場を運営する11事業者でつくる大北地区索道事業者協議会(倉田保緒会長)は3日、合同冬期災害救助訓練を白馬村の岩岳スキー場で開いた。オープンを控え、高所救助用具を用いたリフトからの救助訓練を行い、安心安全なスキー場運営に備えた。
地域包括ケア学び合う 大町関係者集い公開講座

 「いいまちおおまち包括ケアゼミ」の第3回地域公開講座が11月30日、大町市役所で開かれた。介護保険事業者と、市社会福祉協議会の小地域福祉ネットワークに参加する住民など約60人が参加。介護保険制度改正が地域に及ぼす影響を学びながら、実例を基に高齢者などを地域で支え合う方策について、問題点を自身の身に置き換えるなどして考え合った。
年末警戒あわせ啓発 大町市の社地区防犯協会

 年末特別警戒初日の1日夕方、大町市の社地区防犯協会はビッグ信濃大町店で防犯啓発活動を行った。女性部を中心として、大町署員や防犯ボランティア「SST(セーフティーサポートチーム)」も参加し、買い物客へ、犯罪に注意するよう呼びかけた。
 会員らは、31日までの特別警戒期間を周知するチラシや啓発グッズを配布しながら、「特殊詐欺など犯罪に注意してください」などと呼びかけていた。
年間通し地域の特産学ぶ 大町八坂中でそば打ち技能実習

 大町市の八坂中学校(井出寿一じゅいち校長)で11月30日から、生徒たちが育てた八坂産のそば粉を使ったそば打ち技能実習が実施されている。地域の特産を学ぶ目的で行う「そば学習」の一環。
 夏休み前のソバ蒔まきに始まり10月のそば刈り、脱穀など、年間を通してそば学習に取り組む同校の恒例行事。そば打ちは学年ごとに実施し3年の2学期終業式には八坂支所から「そば打ち技能認定証」を受け取る習わしとなっている。
年末の伝統行事に挑戦 りんどう幼稚園でもちつき 大町

 大町市平借馬のりんどう幼稚園(西澤弥恵子園長)は2日、同園内でもちつきを行った。2歳から年長までの全園児40人が、年末行事のもちつきを楽しみ、小豆、きな粉、ゴマで味付けした三色餅などの昼食を食べた。
 園児たちに日本の文化を体感してもらおうと続ける行事。まきで火をおこしてセイロで蒸しあげたもち米を、木の臼ときねでついた。保護者らも応援に駆けつけ、2つのうすで盛大にもちつきを楽しんでいた。
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