2015年12月12日付

2015年12月12日(土)付

〝おおまちの〟活躍たたえる　市内小中生81人が受賞

　大町市がスポーツや文化活動などさまざまな分野で活躍する小中学生を表彰する「おおまちの子」の本年度表彰式が９日、市役所で開かれた。市内小中学生81人が受賞し、子どもたちの日ごろの活動の努力をたたえた。
　表彰は、各分野で活躍する子どもたちを市内小中学校長や子ども会育成会長が推薦し、社会生活などの努力に「カタクリ賞」、文化や芸術などでの努力に「オオヤマザクラ賞」、スポーツ分野での活躍に「カモシカ賞」、勤労などの努力に「ライチョウ賞」を贈っている。

ネットで特産品発信へ　白馬高女子有志　ヤフー担当に実践学ぶ

　白馬高校生向けに設置された公営塾「しろうま學舎」に通う白馬高校の女子高生有志でつくる「ＬＡＰ（ラップ）組」は、インターネットを用いたｅコマース（ＥＣ、電子商取引）で地元の特産品を発信しようと取り組んでいる。10日、白馬村と提携するＩＴ（情報技術）大手・ヤフーのご当地ＥＣ担当・佐竹正範さん（42）から、ＥＣやキャリア教育について実践的に学んだ。
　ＬＡＰ組の名は「地域活性」を意味し、１年生から３年生までの女子９人で構成。11月に志望者で結成し、本年度中に道の駅白馬で専用コーナーをつくり、地元の特産品の魅力を紹介するのが目標。過去に先輩たちがご当地グルメ「村男バーガー」を商品開発した経緯から、佐竹さんが指導することになった。

バドミントンで全国へ　松川小６年望月･花澤ペア

　松川村ジュニアバドミントンクラブに所属する松川小学校６年・望月皓成選手（12）と花澤璃恭選手（12）は９日、第24回全国小学生選手権大会（23～27日、北九州市）への出場を平林明人村長に報告した。団体戦の県代表チームとしてペアを組み、ダブルスで初めての全国に挑む。
　２人は９月に茅野市で開かれた代表候補選考会を兼ねた大会に出場し、長年のチームワークを生かして個人戦ダブルスで優勝した。全国ではチームの先鋒を務める。初戦は24日、三重県代表と対戦する。

お米コンテスト出展品を寄贈　池田農業祭実行委　社協に

　ＪＡ大北や池田町などでつくる農業祭実行委員会は10日、10月の農業祭で「お米コンテスト」に出品された町内産コシヒカリ約90㌔を、地域福祉に役立てようと町社会福祉協議会に贈った。
　出品米はことし、町内農家から89点が集まり、町農業委員やＪＡ大北の関係者を審査委員に、食味や香り、粘りなどを競った。町社協では消防出初式での炊き出し訓練のほか、福祉施設で利用者の食事などとして活用するという。

大町高の作品展示中　市内学校展いーずらで14日まで

　大町市教育委員会が同市仁科町のギャラリー・いーずらで開いている市内学校展は14日まで、大町高校の生徒による作品を展示中。背丈ほどもある大作の書道６点のほか、美術作品、木工作品など約１１０点が一堂に並んだ。
　動物や映画のキャラクターなどのさまざまなモチーフをユニークに使い、カラフルに塗って作った木工パズル｢チョット変わったジグソーパズル」は、思わず挑戦してみたくなるかわいらしさ。ステンシルで描いた花なども壁面をにぎわせている。

｢天｣をイメージしたイルミ　国営公園大町･松川地区　来年１月11日まで開催

　「光の森のページェント～ＨＥＡＶＥＮ　ａｎｄ　ＥＡＲＴＨ（天と地）」と題したイルミネーションイベントが来年１月11日まで、国営アルプスあづみの公園で開かれている。「天」をイメージした大町・松川地区では、園内の木々や空中回廊などの高さを生かした幻想的な電飾が特徴。あっと驚く体験型の仕掛けも随所にあり、クリスマスを前に子ども連れやカップルなどで連日にぎわっている。

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