2016年1月5日(火)付

新たな年へ士気高める 大北各地で「仕事始め」

 正月休みが明けた4日、大北地域の官公庁や多くの事業所では、平成28年の仕事始めを迎えた。市役所や町村役場の仕事始め式で、首長が年頭のあいさつの中で新たな年への抱負を語り、職員の士気を高めた。

大町市

 大町市役所では職員約160人を前に、牛越徹市長が、ことしを「地方創生への取り組みが具体的に始まる年」と位置づけ、「市民が安心して暮らせる地域となるように、皆さんと力を合わせたい」と呼び掛けた。



池田町

 池田町は、町制施行100周年・合併60周年を迎えた昨年から一歩踏みだし、次の100年に向けて気持ちを新たにした。
白馬村

 白馬村では下川正剛村長が職員約80人に訓示。神城断層地震からの復興や神城・北城合併60年の節目などに触れ、「新年を契機に心新たに、住民が誇りに思い元気で明るい町づくりの実現に努力を」と職員に呼びかけた。
 地震からの復興については「公営住宅建設や村道、農地の復旧復興に全力を挙げたい。一定のめどをつけ、不自由な生活をしている方々が元の生活に戻れるよう全力を挙げたい」と決意を述べた。
年末年始スキー場にぎわう 大北各地でイベント多彩

 大北各地のスキー場で、年末年始にかけて年越しと新年を祝うイベントが開かれた。新年の幕開けをスキー場で迎えようと訪れた、国内外の多数のスキー客でにぎわった。
 このうち白馬村の白馬47スキー場では、元旦恒例の「元日福々まつり」を実施。豪華賞品が当たるじゃんけん大会、昔ながらの臼ときねを使った「Hakuba47社長と餅つき大会」、お年玉争奪・宝探し大会など、さまざまなイベントで盛り上がった。
紅白大福甘いお年玉=@白馬 Aコープハピア初売り

 白馬村のAコープ白馬店ハピアは元日から3日まで、初売りを行った。食材の割引クーポンやまごころ商品券の入った恒例の「福袋・福箱」は「家計に優しい」と人気を集めた。国際的な観光地とあって、地域住民をはじめ、正月をスキー場で迎えた国内外のスキー客が早朝から多数訪れてにぎわった。
駅前で新年祝うおもてなし 白馬「アルプスの会」がイベント

 白馬村白馬町の住民らでつくる「アルプスの会」(新沢惠会長)は1日、JR白馬駅前で新年をことほぐイベントを開いた。特急あずさ号の到着時間にあわせ、祝い酒やお汁粉を振る舞い、会員をはじめ、役場や観光関係者が、利用客らとともににぎやかに新年を祝った。
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