2016年1月7日(木)付

炎囲み地域の絆深める 大北各地で「どんど焼き」

 正月飾りや縁起物を焼き1年間の無病息災を祈る「どんど焼き」や「三九郎」が、大北地方各地で始まっている。例年に比べて雪が少ないため、住民たちは火が燃え広がらないように注意を払いながら、伝統行事を通じて地域の絆を深めている。
村の活性化へ決意新た 松川 賀詞交歓会に90人

 松川村の新春賀詞交歓会(村商工会主催)が5日、同村のすずむし荘で開かれた。村内の行政関係者、経済団体、住民団体、事業所の代表者など約90人が出席。停滞する地域経済や少子高齢化等の課題が山積する中、各団体が連携して地域の活性化に取り組む決意を新たにした。
外国人が日本食調理 白馬の仮屋山さん 料理教室

 白馬村で料理教室「オープンキッチン」を営む仮屋山美鈴さんはこのほど、外国人観光客を対象とした料理教室を始めた。外国人の好みに合わせた和食や各国の家庭料理が人気を呼んでいる。
伝統の巻き俵2年ぶりに 大町市美麻青具 国重文の旧中村家住宅

 大町市美麻青具の国指定重要文化財・旧中村家住宅で6日、約300年続く、正月伝統の縁起物「巻俵」の制作が行われた。昨年、神城断層地震の余震発生の可能性などを考慮して行事を自粛したため、2年ぶりの実施で、新年に地域の安全や繁栄を願った。
 巻き俵は大北地域に広く伝わる行事で、芯の部分に毎年新たなわらを重ねてまくことで家の繁盛などを願う。同住宅では母屋が建てられた元禄11年(1698年)から続けられ、その後、旧美麻村や市文化財センターに引き継がれ行事を継続している。
3学期も元気いっぱい 小谷小気持ち新たに始業式

 小谷村の小谷小学校(田正樹校長、児童123人)で6日、始業式が行われ、1年の締めくくりとなる3学期を迎えた。新年で気持ちを新たにした児童たちは、冬休みの宿題を携えて登校し、友人や担任らとの再会を喜んだ。
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