2016年1月10日(日)付

氷見・島田のスポ少大町に 雪不足の中姉妹都市交流

 大町市と、同市と姉妹都市を結ぶ富山県氷見市、氷見市の姉妹都市の静岡県島田市の3市のスポーツ少年団は9日から11日まで、大町市でスポーツ少年団交流会を開いている。3市の小学生団員や指導者ら総勢約130人が交流し、雪がない中でも思い出を共有した。
 ことしはあいにくの暖冬による雪不足のため、屋内を中心としたプログラムを実施。各市混合の班に分かれ、ニュースポーツのワンバウンドふらばーるバレーで触れ合った。期間中は白馬ジャンプ競技場の見学や松ぼっくりリースづくりなどのプログラムを楽しむ。
1年間の職場の安全誓う 大町労働基準協会が祈願祭

 大町労働基準協会(小松信吾会長)は7日、大町市俵町の若一王子神社で産業安全祈願祭を開いた。管内の事業所や業界団体代表者など約60人が参列。1年間の各事業所や職場での労働災害防止、安全衛生の向上、交通安全などを祈念した。
 拝殿で営まれた神事では、参列者を代表して産業安全部会長の西山宏さんが、「労働災害ゼロと快適な職場づくりのために一層努力する」と誓いの言葉を献上。各団体代表者が玉串を奉てんした。
スキー場で「あったかいね」 白馬47 毎土曜に手作りスープ

 白馬村の白馬47スキー場はシーズン中の毎週土曜日に「あったかいね」イベントを開催、利用客の人気を呼んでいる。スキー場の利用者に日ごろの感謝を込め、地場野菜をふんだんに使った手作りスープを無料で振る舞い、午後のひとときに癒やしの時間を提供している。
 手作りスープは毎週替わりで、豚汁やシチュー、ミネストローネなど、具だくさんで小腹を満たす豊富なメニューを用意。正月には雑煮も登場した。「次は何かと楽しみで毎週来ています」と話す常連も多く、毎回長蛇の列でにぎわいを見せている。
大町「清音の滝」凍らず 暖冬の影響名勝に

 大町市社常光寺の名勝「清音(きよと)の滝」が、二十四節季「小寒」(1月6日)を過ぎても凍っていない。例年は氷の滝が観光客の目を楽しませているが、ことしは暖冬が風物詩にまで影響している。
 清音の滝は古くは「仁科十二景」の一つに数えられていたという市の文化財。冬の寒さが続くことで、水の流れが凍って高さ約6bの氷の滝ができ、雪国ならではの幻想的な光景をつくりあげる。例年は1月上旬から中旬ころにかけて凍った滝が見られる。
新年初の作品 出来栄え確かめる 「陶芸の家」で窯出し 大町

 大町市東町の「陶芸の家」で8日、新年の初窯出しが行われた。昨年末に窯入れした作品を末広がりの「八」にあわせて毎年同日に窯出しする恒例行事。陶芸教室の会員約40人が手がけた置物や皿、茶碗など175点が完成し、新年最初の作品の出来栄えを確かめた。
 施設内に設置された窯からは、ことしの干支にちなんだサルの置物や湯飲み茶碗、花瓶などバラエティー豊かな作品が取り出された。会員は、机に並べられた作品を見ながら、早速形や模様の付け方など意見を交わし、作品鑑賞を楽しんでいた。
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