2016年3月4日(金)付

大町高・北高最後の卒業式 母校の誇りと伝統「岳陽」に



 大町市で100年以上の歴史を刻んだ大町高校と大町北高校の最後の卒業式が、3日に行われた。卒業生は、4月から統合校の大町岳陽高校に通う在校生に、母校の誇りと伝統を引き継ぐ願いを託し、思い出の詰まった学びやを後にした。両校は同日、閉校式も挙行、22日には1、2学年の最後の終業式を行う。


「神城タイム」で成果披露 白馬南小が学習発表会

 白馬村の白馬南小学校(北沢芳洋校長、児童119人)で2月下旬から、本年度最後の学習発表会「神城タイム」が実施された。全校児童が学年ごとに1年間の授業で学んだ成果を発表しあった。
相談と声掛け自殺予防 大町 対策月間で街頭啓発

 自殺が多くなる3月の「自殺対策強化月間」に合わせて、県や県内市町村は各種啓発事業や相談会、研修会等を展開している。大町市では1日、県と市職員が街頭啓発を行い、「一人で悩まず相談を」、「悩んでいる人には声を掛けて」などと市民に呼び掛けた。
学びの成果朗読で披露 大町図書館 ボイトレ受講生が発表会

 大町市の大町図書館(澤口千央美館長)は2月28日、視聴覚室で「山ア登ボイストレーニング講座 朗読会」を開いた。同市出身でNHK解説委員・元NHKアナウンサーの山ア登さんを講師に招いた人気講座、「ボイストレーニング&朗読指導会」の受講生による発表会。
 ことしの講座は全5回で38人が受講。この日は6班に分かれて1班が約30分ずつ朗読した。
あゆみ会発足60周年記念に 元美術教師制作の石こう像

 松川中学校(河手密校長、生徒306人)で1日、彫刻家・日府展理事の二木ふたつぎ福治さんが制作した石こう像「希望」の紹介式が行われた。元教師だった二木さんの教え子たちによる「あゆみ会」が、卒業60周年を迎えた記念にと、明るい未来を象徴する像を寄贈した。
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