2016年3月16日(水)付

前副町長と元町会議長 池田町長選告示 両新人の一騎打ち

 前町長の辞職に伴う池田町長選挙が15日、告示した。ともに無所属新人で、元町議会議長の甕聖章氏(68)=会社員、1丁目=と前副町長の宮嶋将晴氏(65)=農業、花見=の2氏が立候補の届け出を済ませ、一騎打ちによる5日間の選挙戦が始まった。甕氏はUターンで培った外部の視点に立った町づくり、宮嶋氏は長年の行政経験を生かした確かな行財政運営など主張し舌戦の火ぶたを切った。投票日は20日で、即日開票される。
新部長に白馬の福島さん JA大北女性部が総会

 JA大北女性部の本年度総会は11日、大町市のJA大北会館アプロードで開いた。会員約70人が出席。役員改選が行われ、部長に白馬支部の福島和子さん、副部長に池田地区支部の山ア睦子さん、平支部の太田美喜子さんが選任された。任期は2年。
 来年度は同女性部設立50年を迎える。「ひとりではできないことを仲間とともに実現しよう」を基本方針に、食農教育活動や世代間交流、健康づくりなどの活動を展開。他団体との交流や全体の研修会、各支部での料理や伝統工芸、運動教室などを行っていく。
「舞姫」が豊栄の舞稽古 松川の鈿女神社例祭奉納

 松川村細野の鈿女神社で週末を中心に、4月10日の例祭で奉納する「豊栄の舞」の稽古が行われている。ことしの「舞姫」に選ばれた松川小学校6年生の4人は、伝統の作法にのっとり舞の美を追求し奮闘している。
 舞姫は例年2人程度だがことしは最も多い4人。「いつかは舞を踊りたい」と切望していた高山和愛さん、奥原瑞帆さん、佐藤未来さん、奥原優奈さん。
 週末の拝殿には4人の姿があり、指導者の勝山由美さん(池田町吾妻町)のアドバイスで、何度も動きを確認している。
観光パンフで魅力発信 美麻小中9年生が作成

 大町市美麻小中学校9年生(中学3年)8人が、地域の魅力を盛り込んだ観光パンフレット「みあさ日和」を作った。観光客を誘致して活性化につなげようと、総合的な学習の時間「市民科」の3年間の総まとめとして制作した。
 昨年5月ごろから作り始め、飲食店へは聞き取りや写真撮影などの取材も行った。市民科では1年生で地域の自然を学び、2年生で地域の文化を学ぶ。学校支援ボランティアの大塚裕明さんが撮影した写真を使い「静の桜」「中山高原」などの見所なども紹介した。
 制作は生徒自らがパソコンの編集ソフトを使って作った。地域内のマップや美麻までのアクセス方法もなどを苦労して制作し、ことしに入って5300部を印刷し、4日、完成した。保科貫太さん(15)と小川里玖さん(15)は「(美麻は)人は少ないけど見所はある。発信しないと」と意気込む。
直売所オープン大盛況 JA「ええっこの里」 地元と県外農産物

 JA大北の農産物直売所「ええっこの里」が15日、大町市常盤須沼の高瀬側右岸・北アルプスパノラマロード沿いにオープンした。地元の農産物や加工品、姉妹提携を結ぶJAしみず(静岡県)の農水産物がずらりと並び、初日から大勢の買い物客でにぎわった。
 大町黒豚の豚汁を振る舞う記念イベントもあり、開店前から行列ができた。地元産の小松菜、冬菜、フキノトウ、凍り餅など旬の野菜や加工品が並び、静岡県産のイチゴ、ミカン、レタス、切り花なども彩りを添えた。北アルプス山麓ブランドコーナーも設けた。
 午前9時〜午後5時の通年営業。21日までは先着100人に福餅をプレゼント。問い合わせは同直売所рO261-85-2289まで。
感謝込め卒業生を応援 大町西小6年生を送る会

 大町市の大町西小学校児童会は11日、「6年生を送る会」を開いた。卒業を控えた6年生54人への感謝を込め、在校生241人が歌や手作りの作品などを贈り、中学生活を応援した。
 5年生は6年生2クラスの集合写真をモチーフにした、縦約4b×横7bの巨大なモザイク画2枚を披露。6年間の学校生活を写した写真約2万枚を並べて色の濃淡で絵を描き、外周を全校児童からのメッセージで飾った。
 会場では各学年の児童が、学校生活を振り返るクイズや組体操など工夫を凝らした催しで、卒業生をもてなし。6年生がお礼に「レーフレー西小フレーフレー在校生」と後輩たちにエールを送り、「最高の思い出になる企画をありがとう」と感謝を述べた。
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